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教会にいたちょっと変わった人 : サント・スピリト教会

サント・スピリト教会

サント・スピリト教会は大好きじゃないけど(理由は後で。)、好きな教会の一つ。

やっぱり紹介しない手はないと、写真を撮りに今日寄ってきました。正面ファサードのシンプルな外観を撮って、さあ、中へ。

とってもルネサンスな教会内部の写真をまず撮ってたら、係のお姉さんが「写真はだめですよー。」

 

教会内部

 

 

 

ブレブレなりにも撮っていた手元の写真は二年前のものだったので写真撮影はokだったのでは?と聞いたら、「修道士さんたちがそう決めたから。。」。ということで、写真撮影は現在禁止なんだそうです。

美術館など、どこでも撮影可になってきてる時代にしっかり逆らうあたりが、さすが。スピリットがあります。

 

でも、自分自身で旅行に行く時は写真を見たりして「これを見に行く!」と決めることが多いので、参考になればと、なるべく写真を載せるようにしています。なのでサント・スピリト教会の紹介ページ教会内部の写真は、著作権問題のないフリーの写真を使わせていただきました。

という訳で、上の2枚の写真も今日のではなく著作権フリーのものです。

 

で、冒頭にちらっと言った、この教会が微妙な理由、、、

管理が厳しいんです。

普通に管理が良い場合は日本人としては嬉しいのですが、そういう類の管理ではなく、

友人ガイドの話では、ミケランジェロの彫刻のある部屋に入って説明していたら、閉まる時間を5分だけ過ぎてしまったらしく、気づいたらドアが閉まって鍵までかけられていた。との事。グループが中にまだ居たなら施錠係の人も確実に気づいているはずですが、一言も言われずに鍵を閉められたらしいんです。彼女は、「あの狂人がいるから気をつけて!!」と言っていました。

私自身が見て知ってるのは、教会内部をロープで細かく区切れるようになっていて、閉館時間に近くと、規則正しく少しずつロープが閉められていって、奥まで入られないように、また、入っている人は出るように促されます。ベルトコンベアー式に鑑賞者は吐き出されて、教会は無事に閉まるのです。

それを管理していたのは、見るからに細かいことを完璧にしそうな男性で、聖水盤をおそろしい勢いで洗ってるのを目撃したことがあります。

無料で入れて、かつ観光客がたくさん入る教会なので、そうでもしないと大変なのかもしれません。

今日は幸いな事にその”狂人”はおらず、親切な感じの若い女性がいたのでした。

管理が大変なら、少しでも拝観料を取って、住民には無料で開放する他の教会にならってもいいような気がするのですが、事情は全く分かりません。また、その”狂人”と名指しされた人も、実はすごくいい人なのかもしれません。

 

 

ちなみに、修道院の中に閉じ込められたことが私もあります。

フィレンツェ市街地からちょとだけ離れたチェルトーザ修道院に昔行った時のこと。スペイン人っぽい団体さんもいて、彼らは修道士さんにガイドを頼んでいたみたいでしたが、私は一人で自由に鑑賞していました。

そうしたら、ガイドをしていた修道士さんがあとで近づいてきて、「寄進しなさい。」と。

その当時は無料で拝観できるという案内だったし、自転車で行ってた気軽な私の財布には、3ユーロのみ。ええ、全額を一応渡したのですが、スペイン人たちが紙幣を入れてるカゴの中に、チャリーンと小銭が入りましたよ。

その後、修道士さんは私がまだ内部にいる事を知りながら、出口に鍵をかけて出て行きやがりました。

ベルを押しても、15分待っても外にいた他の観光客に呼んでもらっても反応なし。

不幸中の幸いで、その出口は3メートルくらいあるものの、攀じ登れる柵だったので、脱出成功。

 

なんだったのだか。わずか3分前に人を見たという記憶が飛んでしまうくらい祈りを捧げる修道士だったのか。

十年以上前に訪れた場所をこんなに鮮明に思い出せるのは、間違いなく彼のおかげです。笑

 

 

 

 

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