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これはあんまりないよね、ストロッツィ宮殿フィレンツェ1500年代展日本語ガイドツアー

ストロッツィ宮殿 フィレンツェ1500年代展

 

日本語ガイドツアー@ストロッツィ宮殿フィレンツェ1500年代展 を開催します!

 

とまずは言ったところで、このガイドツアーを企画した経緯を説明します。(ツアー詳細はページ一番下に)

 

とあるイベントでオファーを受けていたガイドの仕事、ストロッツィ宮殿 Il cinquecento a Firenze展 が当日に遅延の上のキャンセル。(本日の事です。)さすがVIPはスケジュールが謎!?

ガイド料のお支払いがあれば問題ないのは確かですが、これは、、完全に不完全燃焼!

というのも、この展示はフィレンツェにある他の教会や宮殿、フィレンツェ独自の事情、トレント公会議での反宗教革命などの要素が絡みあっている時代を今までなかった角度から見ていく、というもの。フィレンツェに住んでいてある程度の知識があれば一言で「あーなるほど。」となる事も、日本からいらした方にどうやって分かりやすく、時代背景説明の長話を抜きに伝えられるだろうと、かなり考え抜いたツアーを計画していたのです。

普段使わないipadに写真資料を入れて、修復の小冊子も携えて準備万端で受付にて待機。

 

それが、

 

え、キャンセル。。

 

あっけない。

 

うーん、そうだ、自分でツアーを企画しよう!

そういった経緯だったのですが、この展示は非常に面白いです。これで誰にも紹介しないで終わってしまうのはもったいない。一見すると、1500年代の絵画、彫刻作品、しかも17点も修復が終わったばかりのものが一堂に会する素晴らしい展示です。一点一点を鑑賞するのが、それだけでも満足させてくれます。

でも、その裏にある時代の流れと、作品制作への注文主たちの要求や趣味、などを読み解いてゆくと作品たちが生き生きとしてくるのが感じられます。

 

通常1500年代と言うと、マニエリスム様式の時代。偉大なる芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロまでのルネサンス時代(一般にです。ヴァザーリによると、第3のマニエラ)ベルニーニやカラヴァッジョなどのバロック様式の間に挟まれて、あまり目立たない時代でもあります。それが近年かなり光を当てられるようになって、同じストロッツィ宮殿でブロンズィーノ展、ポントルモとロッソ展が開催され、これらの芸術家の名もようやく知られるようにはなってきていました。

そして今回はマニエリスム3回目の展示!という訳ではないです。私にとっても新鮮な切り口で観せてくれます。

 

ちなみに、この記事のタイトルの、「これはあんまりないよね、」は、ストロッツィ宮殿での展示の日本語ガイドツアーってあまりないのでくっつけました。イタリア語ツアーがやっぱり多い。

シニョリーア広場に現在展示中のウルス・フィッシャーの作品は毎度毎度のものすごい現代美術アレルギーにより批判を受けまくっていますが、フィレンツェに根付いたストロッツィ宮のこの展示だと、観に来る地元の人が非常に多いです。この間行ったヴェローナで教会のボランディアガイドをしていたおじいちゃんもこの展示は行きたいって言っていましたし、イタリア語の訛りっぷりから他の都市から来た人も多い感じです。残念ながら日本人はあまりいないかな?時間的にウフィツィ美術館アカデミアピッティ、大聖堂、ミケランジェロ広場、ヴェッキオ宮殿、サン・マルコ美術館、バルジェッロ、サン・ロレンツォ教会、サンタ・クローチェ教会、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、の後にやっと名前が上がるか、その前に更にThe Mallとか中央市場とか、美味しいレストランとかお菓子とか、工房見学とか・・・!!

うーん、一週間滞在する人ならありえるのだろうか、ストロッツィ宮殿。でも、今回の展示は多分逃したら見にいくのがすごく大変になっちゃう作品とかいっぱいあります。長期滞在をした事があってフィレンツェを知っている、と思いきや、ここに知らずにフィレンツェは語れない。

それは言い過ぎかもしれないけれども。違った側面で見る同じ都市は面白いものです。

 

 

・・ツアーの要件はこちら・・

料金・1人10ユーロ (最低催行参加人数2人) 入場料別

所要時間 濃密な約1時間

プライベートガイドツアーなのにこの格安料金設定なのは、それほどやりたいという理由からです。ただし、他の仕事の合間になってしまうのはご容赦くださいませ。もしかしたら一回案内すればすっきりしてもうやらないかもしれない、という変な企画です。

 

お申し込みはこちらより。

お申し込み・お問い合わせ

 

 

ポントルモ

wikipediaの画像より

 

 

 

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