サン・マルコ美術館 Museo di San Marco

サン・マルコ美術館

 

サン・マルコ美術館は

ベアート・アンジェリコ*の数々のフレスコ画で知られる美術館です。

(*日本ではフラ・アンジェリコとしても知られます。1982年に列福されたので、修行僧を意味する"フラ"から福者の"ベアート"になりました。)

下記のオフィシャルサイトのリンクよりチケットの予約購入もできますが、通常並んでいても5分程で入れるので窓口で直接購入がおすすめです。フィレンツェカードも使えます。

 フィレンツェカードについて→旅のinfo

もともと、ベネディクト派シルベストリーノの修道院だったところが1400年代前半にドメニコ会の手に渡り、ミケロッツォの設計で建て直したのが現在の建物です。建て直しと同時に、内部に装飾画を施したのが、ベアート・アンジェリコと、その弟子ベノッツォ・ゴッツォリ

2階(イタリア式一階)は修行僧が眠り、祈りを捧げるチェッラと呼ばれる小さな部屋が並びます。一つ一つの部屋の内部に祈りの為のフレスコ画が施されています。ベアート・アンジェリコは実際に祈りを捧げながらこれらの絵を描きました。

地上階には来客用の部屋や、旧食堂があります。フィレンツェの他の小さな教会などにあったベアート・アンジェリコの板絵が集められ展示されています。他にも、フラ・バルトロメーオアルベルティネッリフラ・パオリーノなど、サン・マルコ派と呼ばれた人たちの作品、ギルランダーイオの最後の晩餐などがあります。

美術館出口付近には、1800年代後半に区画整備により失われてしまったフィレンツェの旧市街の面影を残す建物の一部や、紋章、柱などが保存されています。

 

*サン・マルコ教会は入り口が別です。

通常の教会として使われており、サン・マルコ広場側、教会正面の扉から入れます。入場無料。


所在地

Piazza San Marco 3

開館時間

月-金 8:15-13:15 土日祝日 8:15-16:50

閉館日

第一、二、五日曜日 第二、四月曜日 1月1日、12月25日

所要時間

1〜1.5時間

サン・マルコ美術館オフィシャルページ

-Museo di San Marco - Polo Museale della Toscana-


サン・マルコ美術館 ベアート・アンジェリコ

すぐ近くにあるサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会で奉納品を納めるていた場所の扉です。8枚のパネルには新旧約聖書の物語がとても細かく描かれています。ベアート・アンジェリコアレッソ・バルドヴィネッティなど協力者の作品。

サン・マルコ美術館 ミケロッツォ 図書館

ミケロッツォ設計による図書館。教会の三廊式の身廊を模したルネサンス様式の空間。この部屋のオリジナルの壁の色は緑色、床もセルペンティーノと呼ばれる緑色の蛇紋岩でした。この図書館で、初めて読書をする為の場所が設けられました。

サン・マルコ美術館 チェッラ 祈りの場

祈りの部屋チェッラの一つ。小さな部屋一つ一つに違う絵が描かれています。これはピエタの図。キリストのまわりには、受難のシンボル、ユダの接吻、むち打ちの時に縛り付けられた柱、ロンギヌスの矢、などが描きこまれています。

サン・マルコ美術館 老コジモのチェッラ

メディチ家老コジモの個人チェッラ。階段を登って右側の一番奥にあります。ベアート・アンジェリコ、ベノッツォゴッゾリと協力者による東方三博士の礼拝。中央下にあるタベルナーコロと呼ばれる窪みは、ここが礼拝堂として使われたと考えられる要素の一つです。

サン・マルコ美術館 廊下

チェッラが並ぶ廊下。

サン・マルコ美術館 ベアート・アンジェリコ

中庭の回廊の壁にある、ベアート・アンジェリコのフレスコ画。ここでは鮮やかで深い色のラピスラズリの青が使われています。キリストの足元にいるのは、聖ドメニコ