マリノ・マリーニ美術館/ルチェッライ礼拝堂 Museo Marino Marini/Cappella Rucellai

マリノ・マリーニ美術館 ルチェッライ礼拝堂
マリノ・マリーニ美術館 ルチェッライ礼拝堂

旧サン・パンクラツィオ教会にあるマリーノ・マリーニ美術館。
内部にはルネサンス建築のレオン・バッティスタ・アルベルティ設計ルチェッライ礼拝堂があります。

マリノ・マリーニ美術館 Museo Marino Marini

1900年代のイタリアでもっとも有名な芸術家の一人、マリノ・マリーニ(1901-1980)の多くの作品を収めるフィレンツェの美術館。(フィレンツェ近郊の街ピストイアにはマリノ・マリーニ財団美術館があります。)ピストイア生まれ、フィレンツェで美術を学んだ芸術家です。

美術館はとてもイタリアらしく、旧サン・パンクラツィオ教会の建物が使われています。内部の大きな空間をうまく使った大きな作品の展示、高い天井までの距離を仕切った中二階、壁側に並んだ小作品など、ゆっくり鑑賞ができる造りです。

ルチェッライ礼拝堂(サント・セポルクロ小神殿)Cappella Rucellai – Tempietto del Santo Sepolcro

マリノ・マリーニ美術館内にある、ルチェッライ家の礼拝堂。
ジョヴァンニ・ルチェッライがレオン・バッティスタ・アルベルティに依頼したルネサンスを代表するの設計です。エルサレムにある聖墳墓と同じ比率、ルネサンス時代の特徴である計算し尽くされたデザインです。

サン・パンクラツィオ教会 Chiesa di San Pancrazio (建物)

931年に建設が始まり、その後ベネディクト会、ドメニコ会、ヴァッロンブロザーノ派の手に渡りましした。
その後、1808年に他の多くの教会と同様にナポレオンにより廃止されました。
この教会内にあったいくつかの作品は現在サンタ・トリニタ教会に展示されています。

参照→ サンタ・トリニタ教会

マリノ・マリーニ美術館/ルチェッライ礼拝堂 インフォメーション

-所在地

Piazza San Pancrazio, Firenze

-開館時間

土-月 10:00-19:00

-休館日

1月1日、5月1日、12月25日

-マリノ・マリーニ美術館オフィシャルページ

Museo Marino Marini