オンニッサンティ教会 Chiesa di Ognissanti

オンニッサンティ教会 ジョット磔刑図

 

オンニッサンティ教会は、

13世紀にフィレンツェの主な商取引であった羊毛下処理の工程がこの辺りで行われていたので、その貧しい労働者たちのために小さな教会ができたのが始まりです。ウミリアーティと呼ばれる会派の教会でした。現在はサン・サルバトーレ・アル・モンテ教会*から16世紀に移って来たフランチェスコ会の教会として使われています。

*参照→沢山の小さな教会...

ボッティチェッリの聖アゴスティーノの図とそれに対応するギルランダーイオの聖ジローラモの図、最近修復されたジョットの十字架刑図、そして、ボッティチェッリの墓がある事で有名です。ナポレオンの妹、カロリーナ(カロリーヌ)・ボナパルテの墓もあります。

ファサードの左にある別の扉から入ると、ギルランダーイオの最後の晩餐と、そのシノーピアと呼ばれる下絵などを見る事ができます。

共に拝観無料。


所在地

Via Borgo Ognissanti,42

教会一般公開時間 

9:30-12:30/16:00-19:30 (水曜午前を除く)

教会オフィシャルサイト 

Chiesa di San Salvatore in Ognissanti

 

ギルランダーイオの最後の晩餐公開時間 

月土 9:00-13:00

閉館日 

1月1日、12月25日、8月15日

Polo Musealeオフィシャルページ

 Firenze - Cenacolo di Ognissanti


最後の晩餐 ギルランダーイオ

ドメニコ・ギルランダーイオ最後の晩餐。唯一テーブルのこちら側に座っているのは、裏切りのユダ。

ボッティチェッリの墓 オンニッサンティ教会

ボッティチェッリの墓。右翼廊にあるこの小さな墓には花やメッセージが途絶える事がありません。

ヴェスプッチ家祭壇

ヴェスプッチ礼拝堂。十字架降架とミゼリコルディアの聖母、ギルランダーイオ作。アメリカ大陸を発見しその名を"アメリカ"と残すアメリゴ・ヴェスプッチは聖母マリアのすぐ左に跪く若者です。

オンニッサンティ教会 ファサード

オンニッサンティ教会外観。オンニッサンティ広場に面しています。写真左の途中で切れている扉が、最後の晩餐を見るために入る扉。教会とは開館時間が異なるので注意。

ボッティチェッリ 聖アゴスティーノ

ボッティチェッリ聖アゴスティーノ。右身廊中程にあります。有名な作品なので貸し出されていることも多いので、観れたら幸運!

カロリーナ・ボナパルテ

ナポレオンの妹、カロリーナ・ボナパルテの墓です。ここにはボッティチェッリの墓のある礼拝堂の奥から入ります。

ジョット 十字架刑図

近年修復を終え、美しい色彩と細部が戻ったジョットによる磔刑図。もともとはトラメッゾの上に、信者側を見下ろす位置に置かれていただろうと考えられます。現在は左翼廊の奥に展示され、当時のおおよその高さの再現をしてあります。

聖ジローラモ ギルランダーイオ

ボッティチェッリの聖アゴスティーノに対応する、ギルランダーイオ聖ジローラモ。両作品とも、トラメッゾ(イコノスタシス)と呼ばれる仕切り壁に描かれていたものが、壁の徹去と共に移動させられました。

タッデオ・ガッディ 磔刑図

最近公開された聖具室に、タデッデオ・ガッディ作の磔刑図があります。この反対側にはシノーピアと呼ばれるフレスコ画で使う下絵部分も展示されているので、制作過程で変更した箇所などもが分かります。