サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 Basilica di Santa Maria Novella

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ファサード  

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

ルネサンスを代表するレオン・バッティスタ・アルベルティ設計のファサードを持つゴシック建築。 フィレンツェは大聖堂の他に二つの大きな教会があります。フランシスコ会のサンタ・クローチェ教会と、ここドメニコ会のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。 教会内部では特にゴシックからルネサンス、半宗教革命時代の作品など多くの美術品を見る事ができます。 中でも見逃せないは主祭壇のフレスコ画。ドメニコ・ギルランダーイオの代表作。わずかな期間であったもののミケランジェロが弟子入りしたのがギルランダーイオの工房、ここではモデルとして登場しています。主祭壇に美しい光を与えるステンドグラスも同じくギルランダーイオの下絵によるものです。 その他、ジョットの十字架刑図、フィリッピーノ・リッピのフレスコ画、遠近法にこだわったパオロ・ウッチェッロの作品、マザッチョの三位一体図、サンタ・クローチェ教会のドナテッロ作磔刑像と関連のあるブルネッレスキの作品など、美術品の宝庫です。  

 


所在地

Piazza di Santa Maria Novella, 18

公開時間

月-木: 9:00-19:00(4-9月)/ 9:00-17:30(10-3月) 金:  11:00-17:30(4-9月)/ 11:00-17:30(10-3月) 土、宗教祭日の前日: 9:00-17:30(9-6月)/ 9:00-18:30(7、8月) 日、宗教祭日: 13:00-17:30(10-6月)/ 12:00-18:30(7、8月)/ 12:00-17:30(9月) *チケット売り場は閉館45分前に閉まります。

入館料

イベント時: 12.00 euro 通常チケット: 7.50 euro 割引チケット: 5,00 euro *割引は11歳以上〜18歳未満、11歳未満は無料。

所要時間

1〜2時間

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会オフィシャルページ

-Opera per Santa Maria Novella-


 

 

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

認可されたのが一番古い薬局で、教会と同じ敷地内にあります。 (薬局の入り口はスカーラ通り。Via della Scala) 薬局とは思えない美しい内装の本店。 日本にも支店がありますが、ここは品揃えが豊富でお土産としても人気です。 日本語の商品リストも入り口付近に用意されています。 下のリンクからお店の様子や商品情報を見る事ができます。  


所在地

Via della Scala, 16

営業時間

9:00-20:00 

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局オフィシャルページ

-Officina Profumo Farmaceutica di Santa Maria Novella-


サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 内部

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会内部。ゴシック様式の特徴、尖頭アーチが使われています。目の錯覚を利用して奥行きをよりダイナミックに見せるために、柱と柱の距離が均等ではありません。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ゴンディ家礼拝堂 ブルネッレスキ十字架刑像

左翼廊ゴンディ礼拝堂にあるフィリッポ・ブルネッレスキ作、磔刑像。現在でもサンタ・クローチェ教会にある磔刑像を友人ドナテッロに完成直後に見せられた後、ブルネッレスキが制作したのがこの像。ドナテッロの作品が最後の息を吸った瞬間なのに対して、こちらは息を吐いた後。それぞれに違いがあり、どちらも名作。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 祭壇掛け

最近になって修復が終わったばかりの、信者さん側の祭壇を覆うための布で、パリオットと呼ばれます。絹に細かい刺繍が施されていて、たくさんの花の中には1600年当時、大変貴重でコレクションの対象にもなってゆくチューリップが見られます。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ストロッツィ家礼拝堂 フィリッピーノ・リッピ

右翼廊にあるフィリッポ・ストロッツィ礼拝堂フィリッピーノ・リッピの代表作の一つです。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 スペイン人達の礼拝堂 

ここは、スペイン人の大礼拝堂Cappellone degli Spagnoliと呼ばれる、ちょっと大きめの礼拝堂です。アンドレア・ボナイウートの1300年代のフレスコ画が壁と天井全面に施されています。この写真では見えませんが、フィレンツェ大聖堂のクーポラが完成する前に描かれたので、その当時"こうなる予定だった形"のクーポラが見えます。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 パオロ・ウッチェッロ フレスコ画

パオロ・ウッチェッロの作品。もともとはキオストロ・ヴェルデという出口近くの中庭を飾っていたフレスコ画です。下は"酔っ払ったノア"、上は"大洪水"。特に上の絵は、特徴的なピラミッドのような形をしたノアの箱舟に、遠近法の消失点が2つある事でも有名な作品です。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 キオストロ・グランデ 中庭

キオストロ・グランデ、"大きな中庭"です。軍の敷地なので特別な機会にしか一般公開されていなかったのですが、2017年よりフィレンツェ市との合意により、教会美術館の一部として公開されています。トレント公会議の後、一番最初に制作された反宗教革命の考えに沿った図像のフレスコ画が壁を覆います。サンティ・ディ・ティートアレッサンドロ・アッローリルドヴィーコ・チーゴリ、などが描いています。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 鍛鉄の柵

もちろんフレスコ画や彫刻作品には見逃せない作品がたくさんありますが、こんな手で鉄を打って作った柵(鍛鉄ferro battuto)も素敵ですね。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 主祭壇ステンドグラス ギルランダーイオ下絵

教会の主祭壇を彩る、ステンドグラス。フィレンツェの電車の玄関口、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から見えるのが丁度このステンドグラスのある側なのですが、内側から見なくてはこの美しさは分かりません。ドメニコ・ギルランダーイオの下絵による作品です。

Posted Updated 2018-04-01