フィレンツェロックス Firenze Rocks
というフィレンツェで3日間に渡って行われるロックフェスティバル
前売り情報が出た時はまだ真冬で、フェスティバルの日程は6月の23、24、25日。フィレンツェにいるかどうかも分からないし、どうしたものかなー、なんて思いつつチケットは買わずに過ごしていました。
それがつい先日、facebookで友人が、「余ったチケット一枚売るよ!」と書いていているのを、たまたま発見。1秒未満よく考えて、「そのチケットまだある??」と、メッセージを送ったら、チケットを譲ってもらえました!後から聞いたところによると数分差で他の人もメッセージを送ってたらしいです。素晴らしいタイミング!
行って来たのは今日!興奮冷めやらないためなのか、ただ単に夜12時を過ぎてからとった夕食のためか、眠れずにブログを書いています。(突然睡魔に襲われ全部書ききれず、続きは翌日に書きました。)
カッシーネの会場へ
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅よりも西のアルノ川沿いにカッシーネ公園があります。そこの競馬場に特設会場が出現しています。
12時に会場はオープンで、夕方5時ごろに行ったので、最後から3つ目のバンドの演奏中でした。
Prophets of Rage
ここ10年程あまり音楽を追わなくなっていたので知らないグループでしたが、ラップとメタルを合わせた感じがよかったです。
この写真の中、手前の白TとIron MaidenのTシャツの2人組みの前、空間が空いているのはここに小ピットができるからです。
近いと被害を被る可能性もあるけれども、とりあえずこれくらい距離を置いていれば大丈夫。でもやっぱり押しくらまんじゅう状態、負けねぇ。
ギタリストが演奏中に、ギターの裏をひっくり返して観客に見せると、「F–K TRUMP」。–のところは適当にucを入れて読んでください。ご本人は伏字をせずにくっきりと書いていましたので。
この日照りに、ボーカルのアラブ系の装いがとても馴染んでいました。
System of a Down
小休憩をはさんで開演しました。本日のメイン。
携帯でちょっとだけ撮った動画です。
みんな、歌い過ぎ!?
「Turn around around…..」という声に促されて、回る回る!
これでますます、あたり一面ものすごい砂埃!一生分の砂埃を吸い込みました。
競馬場に特設されたコンサート会場なので、仕方がない、、
上半身裸の人がいっぱいいて、しかも汗だくなもので、そういう人たちに囲まれてしまうと湿度が高い、、。 Tシャツ一枚着てくれたら本人たちも周りの人も不快指数は下がるのに、、そんな事は一切考えないTシャツなしの人たちは、楽しくぶつかり合い。
古式サッカーCalcio Storicoを思い起こされるのは、ここがフィレンツェだからでしょうか。6月24日、フィレンツェ守護聖人ヨハネ(サンジョヴァンニ)の日にこの古式サッカーの決勝戦があったばかり。今年の優勝は白組。ビアンキというサント・スピリト地区のチームです。サッカーと言うよりも、格闘技っぽい競技です。その古式サッカー選手かな?と思うような筋肉の着ぐるみで着たかのような人たちも沢山いました。マッチョさんは筋肉が付きすぎていて、フォルムが丸くなるので妙に可愛くなる気がします。
遅くに行ったので、ステージからは遠めです。前の方はもっとぐるぐるみんなで楽しそうに回ってました。いいなー。
ちょっと気になったのは、奥の大きな三角形のスクリーンに映し出されていたイメージ画像。プロビデンスの目から、バフォメットらしきものや、千手観音みたいなのも、シンボル的にイルミナティとかニューワールドオーダーとか、そっち側だったような気がします。観客がエスパー魔美の手をするのは、ロックコンサートのお馴染みです。
ものすごく久しぶりにコンサートへ行って、とても楽しかったです。日本にいた時はあまり周りにSystem of a Downが好きという人はいなかったけれども、少なくともフィレンツェではかなりメジャーなようで、うれしい限り。ガイド仲間にもぞろっとファンがいました。一緒に行った人たちの中にもガイドが数人。会場へ向けてぞろぞろ歩いていると、「後ろに大勢の人がいると、条件反射でガイドしてしまう。」と言うメンバーもいました。職業病ですね。
今度はオペラでも観に行こうかな、と画策中。美術に関しては、這ってでも行く気満々でしたが、なかなか音楽までは手が出ずにいました。せっかくオペラ発祥の地なのですし。Recitar Cantando…..!