2024年フィレンツェカード情報・変更事項更新中・

フィレンツェカード

2024年 フィレンツェカード!

72時間有効€85 はそのまま。
Firenzecard Restart(下の項に詳細)は現在無料となっています。
下記↓のFirenzecard+でバス乗り放題がなくなりました。
ウフィツィ美術館やピッティ宮殿の季節や時間によっての割引制度があるので、場合によっては個別に買った方がトータルで安くなります。

アカデミア美術館、ウフィツィ美術館、時間指定予約(無料)が別途必要に。

今までは時間指定予約者と同じ優先レーンにフィレンツェカード を持っているだけで入る事ができましたが、2019年4月2日より、アカデミア美術館ウフィツィ美術館にはそのまま何もせずに優先的に入ることができなくなりました。
フィレンツェカード保有者は、予約なしの列に並ばなくてはなりません。(入館料はカードに含まれるので必要ありません。)

フィレンツェカード を利用しつつ、ウフィツィ美術館、アカデミア美術館に優先入館するには、以下の方法があります。

  • コールセンターでフィレンツェカード の番号と氏名を伝えて予約 +39 055 294883(英語・イタリア語)
  • 現地窓口にて予約(ウフィツィ美術館2番3番窓口、オルサンミケーレ教会窓口、アカデミア美術館My Accademia窓口)
  • 現地美術館フィレンツェカード売り場にて購入時に同時予約(ウフィツィ美術館、バルジェッロ美術館、ピッティ宮殿のみ。)

※ピッティ宮殿では予約なしでも宮殿内に優先で入れます。(2020年2月現在)

フィレンツェカードにクーポラを含む大聖堂入場チケットが含まれません。

2021年より大聖堂関連のモニュメント全てのチケットが含まれなくなりました。別途大聖堂の公式サイトにて購入する必要があります。
https://cupola-e-nuvola.com/blog/le-novita-sul-biglietto-unico-del-duomo

家族一緒で18歳以下は無料

18歳未満であれば、親がフィレンツェカードを所持している場合、カードの購入は必要ありません。
ウフィツィ美術館、アカデミア美術館にも家族のカードに予約が入っていれば一緒に優先入館できます。

今まで何回か条件が変更されていて、例えば過去には17歳以下のEUの住人は無料なのに、EU圏外の子どもの場合は大人と同様にフィレンツェカードを購入する必要があったり、子ども用にカードを購入しなくてもいいけど優先入館の特典がカード所持の親にしか適用されず、子供の為に4ユーロの時間指定予約(入館は無料)を大人と一緒に入館する予定に合わせて取る必要があったりしました。

利用の際は、家族であると証明できるパスポートなどを必ず所持しましょう。子供は子供でも、友達の子はダメで、同じ家族でなければ適用されません。
同じ家族であれば何人でも一緒に入れます。

フィレンツェカードアプリ Firenzecard App

フィレンツェカードアプリを携帯などのデバイスにあらかじめダウンロードしておくことで、現地で直接アプリの美術館別QRコード表示ができて、そのまま入館できます。カード引き換え窓口に行く必要がありません。

多くの機能がオフラインで使えるので、通信料が少なくて済みます。GPSで美術館の場所も画面上のマップで示されます。

ただ、携帯の電池が旅行中切れたらどうしよう!不具合が起きてしなかったらどうしよう!など、不安な人は現物のカードを受け取った方が安心かもしれません。(受け取り場所リストは下記をご参考にどうぞ。)

利用期間延長オプション FirenzeCard Restart

2019年1月より、48時間の利用期間延長のオプションをプラス28ユーロで付けられるようになりました。この48時間は、過去12ヶ月以内にフィレンツェカード を購入して、使い切っていない分を利用できる期間です。

例えば、1回目の訪問で二箇所フィレンツェカード を使って入ったとすると、2回目の訪問時に1回目では行かなかった全ての美術館等に入る事ができます。同じところに2度入る事はできません。
あと、このオプションが使えるのは専用アプリのみです。

短期間で一回だけフィレンツェに来て終わりというのではなく、また何度でも来てもらいのでこの方法を考えたそうです。

オフィシャル Firenzecard Restart

直接購入できる場所

オンライン購入の他に、以下の場所で直接購入可能。

  • 駅前のインフォポイント Info Point Turistico Stazione – piazza Stazione 4
  • カヴール通りのインフォポイント  InfoPoint Turistico Cavour – via Cavour 1r
  • サンタ・マリア・ノヴェッラ教会/駅側の窓口 Santa Maria Novella – piazza Stazione 4
  • ウフィツィ美術館/2番扉のチケット売り場 Galleria degli Uffizi/Porta 2 – piazzale degli Uffizi
  • ヴェッキオ宮殿 Palazzo Vecchio Museum – piazza Signoria
  • バルジェッロ美術館 Bargello National Museum – via del Proconsolo 4
  • バルディーニ美術館 Stefano Bardini Museum – via dei Renai 37
  • ピッティ宮殿  Palazzo Pitti – piazza Pitti 1
  • ストロッツィ宮殿 Palazzo Strozzi – piazza Strozzi
  • 900’美術館 Museo Novecento – piazza Santa Maria Novella 10
  • ブランカッチ礼拝堂 Cappella Brancacci – piazza del Carmine 14
  • ミゼリコルディア美術館 Museo della Misericordia – piazza Duomo 20

こちらにマップがあります→ Firenzecard Point of sales

フィレンツェカード受け取り場所

オンラインで購入した後にカードの現物を受け取れる場所。
上記の購入可能場所と同じ場所も含まれます。

  • 駅前のインフォポイント InfoPoint Stazione – piazza Stazione 4
  • フィレンツェ空港(アメリゴ ヴェスプッチ空港)のインフォポイント Info Point Turistico Aeroporto A.Vespucci
  • カヴール通りのインフォポイント  InfoPoint Turistico Cavour – via Cavour 1r
  • ヴェッキオ宮殿 窓口 Museo di Palazzo Vecchio -piazza della Signoria
  • バルディーニ美術館 Museo Stefano Bardini -via dei Renai 37
  • ブランカッチ礼拝堂 Cappella Brancacci -piazza del Carmine 14
  • ビガッロ インフォポイント Info Point Turistico Bigallo -piazza San Giovanni 1
  • ストロッツィ宮殿 Palazzo Strozzi -piazza Strozzi
  • ミゼリコルディア美術館 Museo della Misericordia – piazza Duomo 20

受け取り場所のマップはこちら→ Firenzecard Collection points

入館無料日のフィレンツェカード

入館無料の日にフィレンツェカード を持っていると優先して並ばずに入れましたが、ウフィツィ美術館は2018年10月より他の人と同様に整理券を取る形式に変わりました。
誰でも無料の日に有料のフィレンツェカードが被ってしまうともったいないので、日程のチェックは忘れないようにしましょう。

2019年から再導入された文化週間(無料の一週間)や、美術館によって変わる無料日などの詳細は二つ目のリンク↓に詳しく記載しました。

使い分け

美術館、教会などに入るためのチケット選択肢は以下のように色々あります。

  • 予約なしで並ぶ
  • 個別に時間指定予約
  • 共通券を利用(ウフィツィ、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園・優先入館付き)
  • フィレンツェカードの利用
  • 年間パス

例1)ウフィツィ美術館だけの場合

時間指定予約チケット購入が一番確実でシンプルです。
予約なしで列に並ぶのは、時間に余裕があるか空いている時。冬季の観光ローシーズンの火曜日以外の平日、各国の祝祭日と被っていない場合は、予約なしでもあまり並ばずに入れる可能性があります。

例2)大聖堂のクーポラに登りたい場合

2021年より大聖堂関連のモニュメントチケットはフィレンツェカードに含まれなくなりました。なので、大聖堂がメイン、他に訪れる予定の場所はない、もしくは少ない場合はフィレンツェカードはあまり意味がないかもしれません。個別にチケットを購入した場合と差額を計算してみましょう。

例3)ウフィツィ美術館とピッティ宮殿とボーボリ庭園に行きたい場合

これは、完全に共通券がお得。ハイシーズンは38ユーロ、ローシーズンは18ユーロで優先入館の特典付きで、全部に入れます。
ただし、ウフィツィ美術館に一番最初に入る必要がありますので要注意。
共通券はオンラインと現地購入の二通りの方法がありますが、時間の節約と確実性を考えると事前のオンライン購入がおすすめ。公式ページで購入可能。

例4)ウフィツィ美術館、アカデミア美術館を含むたくさんの美術館や教会に入りたい場合

フィレンツェカード一択!優先入館の特典が一部なくなりました(上記参照)ので、時間に余裕がない場合や観光客の多い時期は、プラスで個別に時間指定予約をおすすめします。

例5) 長期滞在で、好きな時に何回でもふらりと美術館に寄りたい場合

年間パスがお得です。何回でも優先入館できて、好きな作品を好きなだけ観賞できます。大体3回以上入館するのであれば、元が取れます。

まとめ

フィレンツェカードは多くの人が実質入る美術館の数から考えると、割高の場合多いですが、個人的には利便性が高くて良いと思います。ピッティ宮殿のチケット売り場(ピッティ宮殿の南翼)まで行って、戻ってくる徒歩往復の必要がないのは楽ですし、街中を歩いていて思いつきで予定外の美術館に入ることもできます。
使い分けることが大切です。

面倒な事はなしの、チケット込みのプライベートツアー。↓ リクエストにお応えしつつ、通常ツアーとはかなり違う内容でご案内致します。他にもアカデミア美術館、パラティーナ美術館、工房めぐりなどもあります。

過去の情報(廃止済み)

フィレンツェカード72時間85ユーロ 、Firenzecard+ は+7ユーロ。

フィレンツェのほぼ全ての美術館や教会に優先的に入れる便利なフィレンツェカード。

フィレンツェカード プラスFirenzecard+ は、フィレンツェカード のオプションで、有効期間内はAtaf&Linea バスとトラムが乗り放題になります。+7ユーロ。
フィレンツェの中心地はバスに乗るほど長い移動距離はあまりないですし、ミケランジェロ広場へはタクシーの方が便利、、などありますので、行程に合わせて付けると良いでしょう。

オフィシャルサイト Firenzecard
オフィシャル Firenzecard+ について