blogニュースフィレンツェ

2018年6月フィレンツェカード値上げ。変更事項

フィレンツェカード

フィレンツェカード、72時間85ユーロに

72時間有効で72ユーロ、フィレンツェのほぼ全ての美術館や教会に優先的に入れるフィレンツェカードが、2018年6月1日より有効時間は72時間のままで、85ユーロに値上がりします。

この新料金は2019年2月までは据え置きで、その後また変更が加わる予定です。

今期になって相次いだウフィツィ美術館、ピッティ宮殿、大聖堂の入館料の値上げを受けての変更です。

そして、2018年8月1日からフィレンツェカード プラスFirenzeCard+(フィレンツェカード のオプションで、有効期間内はATAFバスが乗り放題)も5ユーロから7ユーロに値上げ。

 

 

子連れ家族に朗報

18歳以下であれば、親がフィレンツェカードを所持している場合、カードの購入は必要ありません。かつ、アカデミア美術館、ウフィツィ美術館でも家族一緒に優先入館できます。

今まで何回か条件が変更されていて、過去にEU圏外の18歳以下の子は大人と同じようにフィレンツェカードを購入する必要があったり、もしくは優先入館の特典がカード所持の親にしか適用されず、子供だけの為に一人4ユーロ(入館無料)の時間指定予約が必要だったりしました。

利用の際は、同じ家族であると証明できるパスポートなどを必ず所持しましょう。子供でも同じ家族でなければ適用されません。でも、同じ家族であれば何人でも(トータル10人以上になる場合は要問い合わせかと思われます)一緒に入れます。

 

・追記・

ガイドは美術館に無料で入れるのでフィレンツェカードを利用することはありませんが、お客様ご一家をお連れした時、係員に混乱もなくウフィツィ美術館、アカデミア美術館に家族一緒に入ることができました。しかも後述のアプリも快適!

 

 

アプリの登場

今までフィレンツェカードをオンラインで購入したとしても、バウチャーを持って現地でカードに引き換える必要がありました。手続きの時間が節約できても、窓口に直接出向く必要があったので、あまり大きなメリットはありませんでした。

ところが現在、アプリを携帯などにあらかじめダウンロードしておくことで、現地でそのアプリの画面提示で入館できるようになりました。窓口に行く必要がありません。

しかも多くの機能がオフラインで使えるので、通信料の心配がありません。GPSで美術館の場所も画面上のマップで示されます。

ただ、携帯の電池が旅行中切れたらどうしよう!不具合が起きてしなかったらどうしよう!など、不安な人は現物のカードを受け取った方が安心かもしれませんね。

 

 

 

利用期間延長オプション

フィレンツェカード値上げと共に、5日間までの利用期間延長のオプションがプラス28ユーロで付けられるようになります。この5日間は続けてではなく、最初の利用から12ヶ月以内、間をおいて利用もできます。

これは、短期間で一回だけフィレンツェに訪れるのではなく、再訪してもらいたいな、という事だそうです。

2018年6月現在、このオプションはまだオフィシャルサイトにはありません。下記のフィレンツェ市公式の発表のみです。

 

・参考リンク・

フィレンツェカード オフィシャルサイト

フィレンツェ市 オフィシャルサイトのお知らせ

nove da Firenze ニュース記事

 

 

使い分け

美術館、教会などに入るためのチケット選択肢は以下のように色々あります。

  1. 予約なしで並ぶ
  2. 一つの美術館のみ、個別に時間指定予約
  3. 共通券を利用(ウフィツィ、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園・優先入館付き)
  4. フィレンツェカードの利用

 

例1)ウフィツィ美術館だけを見学する予定の場合

時間指定予約チケット購入が一番シンプルでいいです(観光ハイシーズンは20ユーロ+4ユーロの予約料)。でも、希望時間の予約枠がもうなくて、かつ滞在時間が限られている場合、、予約なしの列に並ぶよりは優先入館できるフィレンツェカード、、でもひとつの美術館だけに利用すると割高です。そこでウフィツィとピッティ宮殿とボーボリ庭園の共通券38ユーロ(ハイシーズンの価格)がおすすめ。優先入館ができてフィレンツェカードよりは低価格。

時間がある場合は、予約なしの列に並ぶのももちろんok。冬季の観光ローシーズンは予約なしでもあまり並ばずに入れる事が多いです。(曜日と時間帯にもよります。)

 

例2)ウフィツィ美術館とアカデミア美術館を見学したい場合

こちらも両方を個別に時間指定予約ををするのが一番シンプル。ただし、ウフィツィ美術館を1時間半で見学して、移動時間は余裕を持って30分、アカデミア美術館は40分くらいあればいいかなー、なんて計画を立てて予約をしていると、、、結構焦るかもしれません。というのも、初めてウフィツィ美術館を訪れる人は内部での見学時間を予測して回る事ができないので、展示室の半分を観て回っただけで1時間半が経っている、なんて事もありますし、ガイドと一緒に回っていても、もっとじっくり鑑賞したいというリクエストで、時間延長をする事もしばしば。この場合はフィレンツェカードが便利です。フレキシブルに両方の美術館に好きな時間に優先的に入ることができます。(ウフィツィとアカデミアの共通券は今のところありません。)

 

例3)大聖堂のクーポラに登りたい場合

クーポラは予約が必須です。フィレンツェカードを持っていても、まずは現地で大聖堂のチケットに引き換えてもらわなければクーポラの予約ができません。まず、72時間のフィレンツェカードの有効期間中に大聖堂共通チケットに引き換えてもらいます。この大聖堂共通チケットは6日間有効で、最初の利用時間より48時間有効。←この48時間の有効期間内にクーポラの予約を現地で入れなければなりません。有効期限を最大限に利用しても、クーポラの予約はとても難しい状況が観光ハイシーズンは続きます。フィレンツェカードの大きな欠点です。オンラインで事前に大聖堂チケットを購入してから、同時にクーポラの予約を入れるしか確実な方法はありません。

 

例3)ウフィツィ美術館とピッティ宮殿とボーボリ庭園に行きたい場合

これは、完全に共通券がお得。ハイシーズンは38ユーロ、ローシーズンは18ユーロで優先入館の特典付きで、全部に入れます。仮にウフィツィ美術館とピッティ宮殿のみだったとしても、バラバラにチケットを購入すると、20(ウフィツィ入館料)+4(予約料)+16(ピッティ宮殿)=40ユーロ(ハイシーズン期の計算)になり、共通券の方が安くなります。

 

色々な場合がありますが、ポイントは予約もしくは優先入館があった方が特にいい、ウフィツィ美術館、アカデミア美術館。これらにどの季節の何曜日の何時頃に行くのか、というのが一つの基準です。基本的に週末と火曜日(月曜休館日の翌日)が混雑。復活祭から10月あたりまでは、いつも混雑。

 

 

まとめ

フィレンツェカードは多くの人が実質入る美術館の数から考えると、割高の場合多いですが、個人的には利便性が高くいいな、と思います。ピッティ宮殿のチケット売り場(ピッティ宮殿の南翼)まで行って、戻ってくる徒歩往復の必要がないのは楽ですし、サン・ロレンツォ教会も意外と面倒なチケット売り場(窓口が一つしかないので、タイミングが悪いとなかなか進まない列がある時もあります)に行かないで済みます。街中を歩いていて思いつきで予定外の美術館に入ることもできます。

大切なのは、使い分けです。

でもフィレンツェ滞在予定は、ほんわかとしか決まってないなー、なんていう方は、ご相談いただければ細かい面倒なポイントは考えずに済むオリジナルツアーも組めますので、お気軽にご連絡ください。

|| プライベート オーダーメイドツアー ||

 

 

 

フィレンツェカード情報の問い合わせが数件ありました。実際に私がガイドする場合は都度確認しますが、ご質問に対して確実な回答をするために確認の手間がかかり処理しきれませんので、個々の詳細は直接ご自身で現地公式インフォメーションポイントに行くか、こちらへどうぞ→  info@firenzecard.it  また、ネット上で散見する体験記や口コミは、間違っていることや情報が古い場合が多いのでご注意ください。このブログページの情報は2018年8月3日更新のものです

 

 

【この記事へのコメント】

 ツイッターやフェイスブックなどにアカウントをお持ちの方は、自分のプロフィールでコメントすることが出来ます。
 アカウントもない人もメールアドレスを入力すればコメントできます。
(入力したアドレスはコメント投稿に表示されず、管理人にも通知されません。)