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2019年フィレンツェカード情報・変更事項更新中・

フィレンツェカード

フィレンツェカード、72時間85ユーロに

フィレンツェのほぼ全ての美術館や教会に優先的に入れる便利なフィレンツェカード。

72時間有効で72ユーロだったのが、2018年6月1日より有効時間は72時間のままで、85ユーロに値上がりしました。この新料金は2019年2月までは据え置きで、その後また変更が加わる予定です。(2019年11月現在、未だ85ユーロです。)

今期になって相次いだウフィツィ美術館、ピッティ宮殿、大聖堂の入館料の値上げを受けての変更です。

そして、2018年8月1日からフィレンツェカード プラスFirenzeCard+(フィレンツェカード のオプションで、有効期間内はATAFバスが乗り放題)も5ユーロから7ユーロに値上げしています。

 
 

アカデミア美術館、ウフィツィ美術館にて優先入館なし。時間指定予約(無料)は個別に。

今までは時間指定予約者と同じ優先レーンにフィレンツェカード を持っているだけで入る事ができましたが、2019年4月2日より、アカデミア美術館ウフィツィ美術館にはそのまま何もせずに優先的に入ることができなくなりました。
フィレンツェカード保有者は、予約なしの列に並ばなくてはなりません。(入館料はカードに含まれるので必要ありません。)

フィレンツェカード を利用しつつ、ウフィツィ美術館、アカデミア美術館に優先入館するには、以下の方法があります。

  • コールセンターでフィレンツェカード の番号と氏名を伝えて予約 +39 055 294883(英語・イタリア語)
  • 現地窓口にて予約(ウフィツィ美術館2番3番窓口、オルサンミケーレ教会窓口、アカデミア美術館My Accademia窓口)
  • 現地フィレンツェカード売り場にて購入時に同時予約(ウフィツィ美術館、バルジェッロ美術館、ピッティ宮殿。その他の窓口ではカード購入のみ、予約はできません。)

当日や翌日の予約枠は既にない場合もありますので、余裕をもっての予約をおすすめします。

※ピッティ宮殿では予約なしでも宮殿内に優先で入れます。(2019年10月現在)

 
 

家族一緒で18歳以下は無料

18歳未満であれば、親がフィレンツェカードを所持している場合、カードの購入は必要ありません。かつ、ウフィツィ美術館には家族一緒に優先入館できます。

今まで何回か条件が変更されていて、例えば過去には17歳以下のEUの住人は無料なのに、EU圏外の子どもの場合は大人と同様にフィレンツェカードを購入する必要があったり、子ども用にカードを購入しなくてもいいけど優先入館の特典がカード所持の親にしか適用されず、子供の為に4ユーロの時間指定予約(入館は無料)を大人と一緒に入館する予定に合わせて取る必要があったりしました。

利用の際は、家族であると証明できるパスポートなどを必ず所持しましょう。子供は子供でも、友達の子はダメで、同じ家族でなければ適用されません。
同じ家族であれば何人でも一緒に入れます。
トータル10人以上になる場合は団体扱いになるので、要問い合わせかと思われます。(10人以上の大家族は珍しいですが。)

 
 

アプリの登場

今までフィレンツェカードをオンラインで購入したとしても、バウチャーを持って現地でカードに引き換える必要がありました。手続きの時間が節約できても、窓口に直接出向く必要があったので、オンライン購入のメリットはあまりありませんでした。

現在は、アプリを携帯などのデバイスにあらかじめダウンロードしておくことで、現地で直接アプリの美術館別QRコード表示ができて、そのまま入館できます。カード引き換え窓口に行く必要がありません。

しかも多くの機能がオフラインで使えるので、通信料が少なくて済みます。GPSで美術館の場所も画面上のマップで示されます。

ただ、携帯の電池が旅行中切れたらどうしよう!不具合が起きてしなかったらどうしよう!など、不安な人は現物のカードを受け取った方が安心かもしれません。

 
 

利用期間延長オプション

2019年1月より、48時間の利用期間延長のオプションをプラス28ユーロで付けられるようになりました。この48時間は、過去12ヶ月以内にフィレンツェカード を購入して、使い切っていない分を利用できる期間です。

例えば、1回目の訪問で二箇所フィレンツェカード を使って入ったとすると、2回目の訪問時に1回目では行かなかった全ての美術館等に入る事ができます。同じところに2度入る事はできません。
あと、このオプションが使えるのは専用アプリのみです。

短期間で一回だけフィレンツェに来て終わりというのではなく、また何度でも来てもらいのでこの方法を考えたそうです。

オフィシャルの案内ページ

 ・参考リンク・

 
 

使い分け

美術館、教会などに入るためのチケット選択肢は以下のように色々あります。

  • 予約なしで並ぶ
  • 個別に時間指定予約
  • 共通券を利用(ウフィツィ、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園・優先入館付き)
  • フィレンツェカードの利用

 例1)ウフィツィ美術館だけを見学する予定の場合

時間指定予約チケット購入が一番確実でシンプルです。
予約なしで列に並ぶのは、時間に余裕があるか空いている時。冬季の観光ローシーズンの火曜日以外の平日、各国の祝祭日と被っていない場合は、予約なしでもあまり並ばずに入れる可能性があります。

 例2)大聖堂のクーポラに登りたい場合

クーポラは予約が必須です。フィレンツェカードを持っていても、まずは現地で大聖堂のチケットに引き換えてもらわなければクーポラの予約ができません。まず、72時間のフィレンツェカード有効期間中に大聖堂共通チケットに引き換えてもらいます。この大聖堂共通チケットは6日間有効で、最初の利用時間より48時間有効。この48時間の有効期間内にクーポラの予約を現地で入れなければなりません。有効期限を最大限に利用しても、クーポラの予約はとても難しい状況が観光ハイシーズンは続きます。フィレンツェカードの大きな欠点です。オンラインで事前に大聖堂チケットを購入してから、同時にクーポラの予約を入れるしか確実な方法はありません。

 例3)ウフィツィ美術館とピッティ宮殿とボーボリ庭園に行きたい場合

これは、完全に共通券がお得。ハイシーズンは38ユーロ、ローシーズンは18ユーロで優先入館の特典付きで、全部に入れます。仮にウフィツィ美術館とピッティ宮殿のみだったとしても、バラバラにチケットを購入すると、20(ウフィツィ入館料)+4(予約料)+16(ピッティ宮殿)=40ユーロ(ハイシーズン期の計算)になり、共通券の方が安くなります。
ただし、ウフィツィ美術館に一番最初に入る必要があります。要注意。
共通券はオンラインと現地購入の二通りの方法がありますが、時間の節約と確実性を考えると事前のオンライン購入がおすすめ。

 例4)ウフィツィ美術館、アカデミア美術館を含むたくさんの美術館や教会に入りたい場合

フィレンツェカード しかありません。優先入館の特典が一部なくなりました(上記参照)ので、時間に余裕がない場合や観光客の多い時期は、プラスで個別に時間指定予約をおすすめします。

 
 

まとめ

フィレンツェカードは多くの人が実質入る美術館の数から考えると、割高の場合多いですが、個人的には利便性が高くいいな、と思います。ピッティ宮殿のチケット売り場(ピッティ宮殿の南翼)まで行って、戻ってくる徒歩往復の必要がないのは楽ですし、サン・ロレンツォ教会も意外と面倒なチケット売り場(窓口が一つしかないので、タイミングが悪いとなかなか進まない列がある時もあります)に行かないで済みます。街中を歩いていて思いつきで予定外の美術館に入ることもできます。
使い分けることが大切ですね。

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・追記・

入館無料の日にウフィツィ美術館ではフィレンツェカード を持っていると優先して並ばずに入れましたが、2018年10月より他の人と同様に整理券を取る形式に変わりました。

2019年から再導入された文化週間(無料の一週間)や、美術館によって変わる無料日などの詳細は二つ目のリンクに詳しく記載しました。

ウフィツィ美術館、整理券導入。新システム!

2019年・国立美術館入館無料、文化週間と第一日曜日、各美術館無料日

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