シニョリーア広場にミケランジェロを主題にした映画、‘Il peccato. Una visione’ のセットが出現。
アンドレイ・コンチャロフスキー監督、イタリア・ロシア共同制作です。
うちの子の通学路なのでいつもの時間帯、午前8時前後の状態が上の写真です。まだちょっと早めで舞台は準備中。
昨日の夜から地面に土を敷いたそうです。石畳保存と片付けを容易にする為にこの土の下にはビニールシートが敷いてあるのだとか。
馬車の荷台とか、キャベツかなにかの野菜クズみたいなものを、結構気を使って撒いていました。汚い雑然とした感じを出すのには、雑然と撒く訳ではないんですね。そりゃそうだ。
テラスからは首吊りのマネキンが吊り下げられる予定なんだそうですが、私が通った時はまだありませんでした。ここでの撮影は今日だけ(このすぐ裏にあるウフィツィ美術館の休館日なので、あまり混雑しない日)です。8月終わりに始まっていた撮影は14週間に渡って、ラツィオ、トスカーナ州のミケランジェロにゆかりの深い場所を回るそうです。その他の場所は、モンテ・アルティッシモ、カステッロ・マラスピーナ(マッサ)、アレッツォ、モンテプルチャーノ、カッラーラ、バーニョ・ア・リーポリ、ピエンツァ、モンテ・サン・サヴィーノ、タルクイーニア、カプラローラ、ローマ、他。
シニョリーア広場での撮影は本日16日の21時まで。うーん、ちょっと見たいけど、今日はもう通らないかな。
・追記・
トレイラーが出ていました。