サンタ・クローチェ教会 Basilica di Santa Croce

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フィレンツェにある最も大きな教会のひとつ、サンタ・クローチェ教会

こちらはフランシスコ会で、もう一つの大きな教会はドメニコ会のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。大きめの街にはこの二つの会派の教会がある事が多いです。

"イタリアの栄光の神殿"という別名を持つ、多くの著名人の眠る場所で、ミケランジェロガリレオ・ガリレイ、ウーゴ・フォスコロなどの墓があります。

アルノルフォ・ディ・カンビオ設計のゴシック様式の建物に、ジョットジョット派の作品群、ドナッテッロの磔刑像、ルネサンス建築を代表するパッツィ家礼拝堂、そのほか沢山の美術品を鑑賞する事ができます。

現在のファサードは1800年代半ば、二コラ・マタスが設計したネオゴシック様式です。

 

所要時間 1時間〜2時間


サンタ・クローチェ教会オフィシャルページ

-Santa Croce Firenze-


サンタ・クローチェ教会 内部 翼廊

オドアルド・ファンタッキオッティ作の天使の背越しに見る教会内部。教会内部にはこのような1800年代の作品も多く見られます。

サンタ・クローチェ教会 旧食堂 オルカーニャ

旧食堂ホールの壁には、アンドレア・オルカーニャの"死の勝利"と"最後の審判"の断片が展示されています。もともとは大聖堂の右身廊の壁に描かれいたものです。

ブロンズィーノ作、"キリスト辺獄への降下"の一部です。反宗教革命の時に大聖堂内部から排除され、現在はメディチ礼拝堂内部に展示されています。

サンタ・クローチェ教会 中庭

教会内部にある第二の中庭。街の中心なのに、ここには静寂があります。フィリッポ・ブルネッレスキが設計したという説もあるルネサンス様式の回廊が庭を囲みます。

サンタ・クローチェ教会 床に並ぶ墓標

教会内の床にも墓標が並びます。主祭壇に近い方が救済に近いと考えていたので、有力な貴族は教会により多くの財産を寄付し、祭壇や墓を主祭壇近くに持ちました。凝った装飾も沢山あります。

サンタ・クローチェ教会 墓標 ボタンがパレット形

19世紀の女性画家、イーダ・ボッティ・シフォーニの墓標。彼女の自画像を元に制作されたこの彫刻、よく見るとボタンが絵を描く時に使うパレット。

サンタ・クローチェ教会 ヴァザーリ 最後の晩餐

1966年にあった大洪水でダメージを受けていたのですが、2017年になってようやく修復が終わり展示されています。ジョルジョ・ヴァザーリ作の最後の晩餐

サンタ・クローチェ教会 パッツィ礼拝堂

出口のある側から見た、第一の中庭。奥に見えるのがパッツィ家礼拝堂バッチョ・バンディネッリフィレンツェ大聖堂の為に制作した作品や、ヘンリー・ムーアの作品もこの庭に展示されています。

サンタ・クローチェ教会 パッツィ礼拝堂 ブルネッレスキ

パッツィ家礼拝堂内部。洗練された理性的なデザイン、フィリッポ・ブルネッレスキの設計です。クーポラ(英語でドーム)のすぐ下の4つの円の中も、ブルネッレスキによるもので、4人の福音記者が表されています。釉薬を使って色付けしたテラコッタで、ジョヴァンニ・デッラ・ロッビアらが多くの色を使って制作するよりもかなり前に、多色使いをしている珍しい作品。