コープで食用のほおずきが売られているのを見て、買ってきました。
味は甘さと酸っぱさとちょっと苦味があるような微妙な味ですので、あまりパクパクと勢いよく食べるタイプのものではない気がします。
以前に買ってきた時は全部食べきれず、カビが生えた末に捨ててしまい、反省しています。
そこで、今回はちゃんと意気込んで購入。
ほおずきチョコを作る!
気合いを入れたものの数日冷蔵庫内に放置してしまい、また前回の二の舞になりそうだったので、日曜日に頑張りました。
何に頑張ったかと言うと、”手抜き“に尽力。
なので、レシピとか計量とか一切なし。ま、溶かして付ければいいんでしょ、とパティシエの反感を買う発想でスタート。
ビターチョコ。
それを溶かす気があるの?というザクザクな大まかな包丁の入れ方で作業go。
鍋に入れて、直火にかけようと思ったけど、ぎりぎり理性を働かせて湯煎。
写真はその湯気で白くなりました。
チョコを湯煎にかけている間に、ほおずきを羽根つきの羽みたいな形に、、したかったけど、意外と羽部分が記憶形状で元に戻る!
まあいい。
溶けたチョコの中にほおずきをつっこんだら、結構かわいい感じに。
そのままオーブンシートの上に乗っけて冷まして、なんとなく冷蔵庫に入れてみたりして。
でーきた!
娘と試食したところ、
「いちごもあるといいねー」とのコメント。
(ほおずきチョコについての言及はなし。)
ほおずきのみで食べると後引かない味ですが、チョコでコーティングが施されると、まあこれがなんとも上品なお味。
微妙に舌に残る苦味とチョコのカカオの饗宴。
チョコレートを扱うお店でいつも売っているものでもないし、スーパーでも同じくたまーにしか売っていない。
この希少性もいいですね。
そして、味は高級ですが自宅で作ると材料費は全部で3ユーロもしません。
お店だとグラム売りだし、ほおずきチョコだけを大量に買った事がないので、市販のものがいくらになるのか不明です。もしかしてこれで20ユーロくらいするかもしれません。
湯煎で溶かしたチョコが余ったので、牛乳をぶちこみまして、こんなのも出来ました。
今回、期待以上の満足だったので、後からほおずきチョコのレシピを調べました。
Alchechengi al cioccolato fondente. Una piccola delizia
色々検索で出てきたうちのひとつですけれども、
ほおずきは2010年にイタリアの厚生省によって栄養価の高い食品と認められていた、とは。ビタミンCが豊富、抗酸化作用がある、などという説明。
健康によろしいですね。
上のリンク先のレシピでは湯煎で溶かしたチョコにバターを入れるようですが、その辺は好みかもしれません。
最後に、気になる一点を申し上げたいと思います。
それは、「ほおずきのイタリア語って変」
きっと、日本語のありとあらゆる単語が外国人からすると変な単語だと思われているに違いないのですが、このAlchechengi(あるけけんじ)
なんで「け」を二回も発音!?
覚えにくいので、「歩け賢治」と書けば、きっと忘れない。