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イタリア自転車シェアリング:日本のモバイクアプリ利用可!

投稿日: 更新日:2020-06-14
自転車シェアリング フィレンツェ

il Reporter

フィレンツェで自転車シェアリングMobikeモバイクが開始しました。

あまり大きくはないこの街フィレンツェ、自転車は生活に欠かせない移動手段、という人も多いです。

車では中心地に入るのに許可証がいるし、それか有料パーキングに入れなきゃいけない、バイクも便利だけど一方通行や進入禁止の場所もある、歩いてもいいけれども街の横断はちょっと距離が長い、バスも便利だけどストライキがあったり時刻表通りに運行しない事も多い・・・。

そこで、便利なのはやっぱり自転車!

小回りが効いて、仮に自転車で通れない場所でも降りれば歩行者。(一方通行の逆走は本当はやっちゃだめ)
中心地の車両侵入制限区域は関係ないし、道路工事の通行止めでも歩行者用の小道を(自転車から降りて)すり抜けられる。快適に他のどんな手段よりも早く街を縦断、横断。

でも、不安なのは、とっても多い自転車泥棒。非常に多いです。自転車泥棒にあったことなない、という人に出会う事の方がまれな程。そんな盗難が心配な人や、自転車の手入れが面倒だったりする人にもってこいのシェアサイクル。

普通のレンタルサイクルみたいなものかと思ったら、意外とよく考えられていました。

 

モバイクの使い方

モバイク イタリア公式サイト→ mobike.com/it/
モバイク 日本公式サイト→  mobike/jp/
(日本でのアプリをこちらで使う場合はイタリア版もチェックした方が無難です)

  1. 上記の公式サイトから無料アプリをダウンロード。
    このアプリを使うと、自分の今いる場所から一番近い自転車が地図ですぐに表示されます。初回利用には払い戻し可能な1ユーロのデポジットをあらかじめ払っておきます。
  2. アプリを入れたスマホで自転車の2箇所に付いてるQRコードを読ませると、施錠が自動に解除される仕組み。なので鍵が必要ありません。
  3. 自転車を使い終われば、最寄りの駐輪場(130箇所を予定)に置いて、施錠レバーを引けばそれで終わり。駐輪場のバーにチェーンで固定する必要はありません。

特にあまり考えなくても、気軽に画面を操作すると使えます。

 

利用料金

まずは、試用無料期間から始まり→30分30セント→30分50セント→20分69セント(旧型モデル)/20分99セント(新型モデル)→新旧モデル関わらず20分で1ユーロ(2018年より2020年5月現在まで)

値上がり後は90分1.50ユーロのバスよりも高い!しかも、20分区切りという中途半端な課金。30分未満20分以上の利用時間が結構多いと思うのですが、、利用できる都市が多くなったのはいいですね。

下記のとおり、フィレンツェの他に、ミラノ、トリノ、ベルガモ、マントヴァ、ペーザロ、レッジョ・エミリア、パドヴァ、フェッラーラ、リンニャーノ、カオルレ、ボローニャで使えます。

 

20分ごとの料金 /2020年5月更新時
Città Modello Classic (€) Modello Lite (€)
Milano 1.00 1.00
Firenze 1.00 1.00
Torino 1.50 1.50
Bergamo 1.00 1.00
Mantova 1.00 1.00
Pesaro 1.00 1.00
Reggio Emilia 1.00 1.00
Padova 1.00 1.00
Ferrara 1.00 1.00
Lignano 1.00 1.00
Caorle 1.00 1.00

ボローニャにはE-Bikeなるものも登場。電動アシスト付きらしいです。

Città Modello Classic (€) Modello Lite (€) Modello E-Lite (€)
Bologna 1.00 2.00

 

月額利用料を払うと1日2時間使えるというプランもあります。
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。

 

クラシックモデルとLiteモデル

-クラシックモデル Modello Classic

最初に出た小さめのモデルです。ギアチェンジはなしのコンパクトサイズ。サドルの高さは調整可能。

-Liteモデル Modello Lite

ギアチェンジ可能。こちらの方がスピードが出て、身長のある人でも余裕で乗れる、すこし大きめサイズ。
乗った感じは、サドルを一番低くして162cmの私でやや高め。小柄な人には新しいモデルは大きすぎるかもしれません。170cm以上の人には絶対Liteがおすすめ。

 

利用上の注意

-駐輪場所

モバイクは道端に放置してはいけません。歩道の上やお店、美術館前などはもっての他です!
モバイク用に設けられたスペースか、普通の自転車も停めてokな駐輪ゾーンは、街のいたる所にありモバイク駐輪可能。
アプリで見ると分かりますが、完全に駐輪してはいけないという表示がついたゾーンもあります。

フィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の構内はもちろん、駐車場や広場が駐車禁止マークになっています。↓(GPSがずれていることはあるけれども、駅の構内ど真ん中に一台あるかも!)

モバイク アプリ 注意
赤丸はモバイクのある位置。駅の左下、沢山赤丸印が付いているところは駐輪場。

-放置自転車の通報!

モバイクを規定の場所以外に駐輪放置してしまうと、通報されるかもしれません。
他の利用者が、迷惑な駐輪がされている車体を見つけたら、アプリから通報すると謝礼としてクレジットがもらえるシステムです。

上の通常画面のレンチマークを押すと出てくるのが、これ↓

モバイク アプリ
Segnalazione violazione !

右上の「Segnalazione violazione」がそのボタン。
私は使った事がないので幾ら分のクレジットが通報でもらえるのか、返事があるのか、などは分かりませんが、悪質な放置は抑制できそう。(歩道に3台もまとめて放置されて通行の邪魔だったとき、もし時間があったら通報してた!)
他は、「Impossibile sbloccare」は自転車が解錠できない時用。「Malfunzionamento della bicicletta」はペダルが重すぎたりブレーキがおかしかったりなど不調がある場合に。「Altri」はその他。後述する日本のアプリでも大体同じような仕組みになっていると思います。

 

-罰金

2018年7月下旬から始まっていたらしいのですが、駐輪場所が指定エリア外だと一回につき7ユーロが罰金(自転車をエリア内に戻す手数料)としてクレジットから引かれます。

で、私が稀にモバイクを利用して行く空港付近がいつの間にかエリア外。この罰金の存在に気づいたのも、いつも通りの場所に駐輪した約1分後、警告のメッセージがアプリから来たからでした。一回めは警告だけで7ユーロは引かれないと説明が小さく入っていたのでこの時は大丈夫でしたが、利用エリアは気をつけなくてはいけませんね。

上記のシステムで通報をされた場合も、これも多分罰金ですね。

 

 

 

盗難対策

この写真を見て分かるように、シェアリングの自転車であるという事がすぐに分かるアルミのフレームに鮮やかなオレンジ色の車輪。見た目だけではなく、自転車にはGPSが搭載されており、仮に盗まれてしまったとしてもそれを追跡できるようになっています。正常に開錠されないで動かされた場合はアラームもなり、かつブレーキなどいくつかの機能が効かなくなるそうです。
部品泥棒対策なのか、細かい部分を見てもネジで外せずに溶接されていたり、車輪もサドルも、全部普通の自転車の規格とは違っています。つまり、盗んだところで売れない!

自転車シェアリング フィレンツェ

 

日本のモバイクアプリで観光客も使える?

記事を書いた後に気づいたのですが、日本でも全国的ではないものの、モバイクサービスがスタート!
なので、この日本のモバイクサービスをフィレンツェなどの海外で使えるのかどうか、早速メールで問い合わせてみました。
返信が1時間後と早すぎてびっくり、驚きの日本カスタマーサービスのご回答によると、

「日本のアプリで海外でも使えます!」

日本でダウンロードしたアプリとクレジットで使えるそうです。課金方法は現地のもので、現地通貨を日本円に自動換算した額でデポジットから引かれるそうです。
インターネット接続は必須になるので、モバイルwifiルーターやインターネット海外利用契約などが必要です。

 

 

 

・おまけ ・普通の自転車は盗まれる

イタリアの自転車ドロボー対策