blogイタリア旅行

ミラノで一番の観光スポットはここ!: アドルフォ・ヴィルト

ミラノ モニュメンタル墓地 正面入り口

15年以上前だったと思うのですが、初めてミラノに訪れて、まず最初に行った場所は大聖堂でもレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐でも、スフォルツェスコ城でも、ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世のガレリアでもなく、

 

ここ、ミラノ・モニュメンタル墓地!!! Cimitero Monumentale di Milano

今の墓好きの元になったところかもしれない、私の記念の場所です。

参考→ フィレンツェで最高な場所の一つ : ポルテ・サンテ墓地

 

その当時、日本で購入した古い輸入本(1945年発行)Adolfo Wildt アドルフォ・ヴィルトの作品集に、このミラノ・モニュメンタル墓地に多く作品があるのを見て、わくわくして行ったのでした。

写真で作品を見知っていれば簡単に見つかるはず、と思っていたのが間違いだったのに気づいたのは、入り口を入って約2分後。

 

墓地でかすぎ、墓、多すぎ!どこ?わからーーーーん!!!!

 

なので、案内所に引き返して管理のおじちゃんに聞いてみました。ところが、そのおじちゃんも、主要な作品は分かっても、全部がどこにあるのか分からない、。

親切にも広大な敷地内をずーっと歩いて、作品2つの場所を教えてくれました。

その後も、1人でぐるぐる歩き回るものの、見つからずじまい。諦めて予定していた他の場所に移動したのでした。無念な思い出。

 

 

-墓地リベンジ

それから月日は経って、ミラノに行くことがあってもなかなかこの墓地には訪れずにいて、先日、ついにリベンジ。行って来ました!

さあ、作品は見つかるのか?!

 

 

今回は、まず、案内所に直行。

受付には係りの人が2人いて、まず、男性の係りの人、アーティストの名前すら知らない。うう、。

そしたら、その隣の若いお姉さんなら知っていると、バトンタッチ。

聞いてみると、なんと、この方、ヴィルト好き

あらかじめリストアップしておいた作品を、ここ、ここ、と場所を全部教えてくれました。

 

↓こちら、ネット上を隈なく探しても一切出てこない貴重な資料。黒いボールペンで作品のある場所に印が付けてあります。お姉さん直筆、保存版。笑

 

ミラノ モニュメンタル墓地 地図

 

私の持っていた資料が1945年と古いものだったので若干違いがありました。作品の一つは戦時中に爆破されていて現存せず、もう一点は場所が移されてプライベートコレクションに入っているのでどこにあるのかは分からないそうです。あと、ノーチェックで知らなかった作品の場所も教えてくれました。

 

-いざ。真夏の太陽のもと、墓場探検開始。

入り口から左に曲がってぐるっと戻る感じで、まず一点目。

 

アドルフォ ヴィルト

 

 

ヴィルトの特徴的な人物像がないので、教えてもらわなければ素通り、、というか、特徴と場所を教えてもらったのに探し出すのに苦労しました。

HOEPLIさんちの墓石です。開いた本が上に乗っている形をしています。

曲線と量感がヴィルトのもので、さすがです。

 

 

 

これは、その近くだったかにあった像。作者は分かりません。

なんか、、天使というより、なんかの使い?!ちょっと、怖いかも。光のせい・・・?

 

ミラノ モニュメンタル墓地 天使

 

 

次のヴィルトの作品を探す道すがら、、こんなのとかも。

 

 

ミラノ モニュメンタル墓地 天使

 

 

そして、早くも道に迷った・・・。地図持ってるのに、どれがどの道でというのがよく分からない。小道も多い。彷徨う。

 

お?この後ろ姿の人たちはもしや?

 

 

ミラノ モニュメンタル墓地 裏側

 

 

やっぱり、最後の晩餐。

 

ミラノ モニュメンタル墓地 最後の晩餐・大

 

彫刻で見る最後の晩餐はあまりないかも。レオナルドの最後の晩餐があるだけに、ミラノではよくあるモチーフなのでしょうか?今後の墓地探索でのチェック事項に加えます。

これだけでなく、小さい最後の晩餐もありました。

 

ミラノ モニュメンタル墓地 最後の晩餐・小

 

 

 

この時点で歩き始めて40分は経過しています。

案内板発見。現在地確認。救われました。

案内図にはこの墓地の主要な作品の写真が出ていました。

 

ミラノ モニュメンタル墓地

 

 

いざ、探索再開。

しばらく歩いて、二つめの作品発見!RAVERAさんちの墓、ブロンズ製。

 

アドルフォ・ヴィルト マリア

 

この作品も前回は見つからなかったものです。うれしい。

 

 

 

途中で、こんな墓もあり。作者不明。

 

ミラノ モニュメンタル墓地

 

ミラノだけに、この作品を思い出します。

 

ブレラ絵画館 マンテーニャ

 

ご存知、マンテーニャ。

ブレラ絵画館蔵。この日は後でここも寄りました。その時の写真です。このグッと来る遠近法が印象的で、その図像が頭に残りますが、改めて本物を見ると繊細な絵画であることが分かります。

 

ささ、墓地に話はもどって、、、

 

ここ、ここ!!あったーーー。。涙

 

アドルフォ・ヴィルト 墓

 

ヴィルトとその妻の墓

かなりシンプルです。石にブロンズ製の肖像が付いています。

 

奥さんの方。

 

アドルフォ・ヴィルト 妻の肖像

 

 

こちらは、ご本人。

 

アドルフォ・ヴィルト 自刻像

 

 

管理の人がむこーうの方で、お弁当を食べていました。それを見たらお腹がすいてきたので、私も持参のバナナを食しながら木陰で休憩。

墓地での滞在は最長で2時間だろうから、その周辺の店で何か食べようと、ミラノ在住の方にランチの場所をあらかじめ教えてもらっていたのですが、この時点で大幅に予定が変更になっていました。。バナナ持ってきてよかった。

 

ここから、またヴィルトの作品探しは続くのですが、長くなったので、また次にします。

 

 

おまけは、この方。光の反射で目が光ってる!!!!こわ!!!

 

ミラノ モニュメンタル墓地 目が・・・

 

(失礼しました。)

 

・続き・

ミラノの観光スポット・モニュメンタル墓地 – その2

そして、また墓。: ミラノの墓その3