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ミケランジェロ: マルチャッラのピエタの下絵

投稿日: 更新日:2020-06-14
ミケランジェロ アダムの創造

コントロラディオニュースより。

ミケランジェロの下絵と確認

キャンティ地方、バルベリーノ・ヴァル・デルザ のほど近く、マルチャッラMarciallaにあるサンタ・マリア教会のフレスコ画の下絵がミケランジェロのものであると確認されたというニュースです。

土地に伝わる伝承では、ここに描かれているフレスコ画はミケランジェロの手によるものだと伝わっていました。実際そのフレスコ画には、BMFとサインがあり、Buonarroti Michelangelo Florentinus(フィレンツェのミケランジェロ・ブオナッローティ)の頭文字だと信じられていました。

そこに、先日の文化G7の際、ヴァル・デルザ市長の招きに応じてミケランジェロ研究のアメリカ人エキスパートRobert Schoenが調査に入りました。

その結果、1490年から1495年の間、ミケランジェロが15歳くらいだった時に描いた”下絵”から描かれたフレスコ画であろうと確認されました。(フレスコ画の下絵のみがミケランジェロ作。)

BMFのサインはミケランジェロを意味するのではなく、Bastiano Mainardi Florentinus(フィレンツェのバスティアーノ・マイナルディ)であろうとのこと。有名な画家ドメニコ・ギルランダーイオの婿にあたる人です。この時代、Sebastianoという名前の人はよくBastianoと呼ばれていたそうです。最初のSeが取れた形です。バスティアーノ・マイナルディのものだと特定するのにあたって、「バルジェッロ美術館のバスティアーノの別の作品を見た時、すぐにこのマルチャッラのフレスコ画を思い浮かべた。」のがきっかけとなった、と語ります。

これから赤外線を使った更なる調査が行われる予定です。楽しみです。

 

上記はかなり端折ってますので、詳しくはオリジナルの原文記事か、他にも沢山あるニュース記事をご参照ください。
上の画像は有名なシスティーナ礼拝堂のミケランジェロによるフレスコ画で、今回の発見とは全く関係ありません…
話題の作品画像は Marcialla Michelangelo Pietà などのワードで検索すると出て来ます。