グッチガーデンGUCCI Gardenフィレンツェ

グッチガーデン 美術館

 グッチガーデンGUCCI Gardenがリニューアルオープン!

グッチファンという訳でもないのですが、新しいと聞くとすぐに行きたくなってしまいます。
ええ、行ってきましたよ!

 

グッチミュージアム Museo Gucci

gucci garden  毛皮のコート

 毛皮コーナー。鮮やかなオレンジ色にシマウマ。

蛇何本使いました?というパイソン革のコートもありました。

今発表するとアクディヴィストに襲われそうな、動物の頭をそのまま使った毛皮のショールも裏にあります。

グッチガーデン グッチミュージアム

 左の白地のワンピースは現在のデザイナー、アレッサンドロ・ミケーレので、以前のデザイン(60年代だったかな?いろいろあったと思います)と一緒にならんでいます。フローラルデザインがテーマの部屋。

イタリアの美術館でよくある”教育的な配置”(だいたい歴史順)ではなく、新旧入り混ぜてあるのが印象的。時代を隔てても、新しく、共通のイスピレーションがあったり、違いがあったり。

 

gucci garden 50年代のグッチバッグ

 レトロで洗練されたラインのデザイン。50年代のものです。

写真を撮るのをしっかり忘れましたが、工事中に外壁に貼ってあったパネルのデザインパターンのスーツケースなども展示されていました。パイナップルっぽいデザインです。
外壁の方は写真を撮ったと思うので、見つかったら追加で貼ります。

-追記・写真、見つかりました。↓

グッチガーデン 工事中

 昨年のパラティーナ美術館でのファッションショーの時に、招待客用に用意されていた椅子に貼られていた布の色のカバンもありました。

・参考・

 ファッション史はざっくりとしか知らないので説明のしようがないのですが、知っている人にはたまらないであろうコレクションがずらっと並んでいます。細部まで丁寧に作り込まれた服飾品を観るのは楽しかったです。

通常の美術館とは客層が違って、ファッション関係の勉強をしている若者たちがかなりいました。
(持っていたカバンにPOLIMODAの文字。フィレンツェにある有名なファッション専門学校です。)

 

gucci garden  シアター

 映像作品のある小さなシアター。内装が素敵。

建物のオリジナルの部分が残されていて、入り口には”BIBLIOTECA(図書館)”と書いてあります。
この建物自体は、Palazzo della Mercanziaという歴史ある建物。
ボッティチェッリの”剛毅“を含むポッライオーロが描いた神学、枢機徳を表す板絵もここにありました。現在はウフィツィ美術館にあります。

 

gucci garden  トイレ

 とっても気に入りました。トイレ↑です。

インスタレーションの空間になっているので分かりにくいですが、壁に扉があって、中にお手洗いがあります。

扉の上に札みたいなのがあるので、気づきました、トイレだ!って。

gucci garden  ミュージアム

 左側に写っているスカーフの原画も展示されていました。

 

グッチガーデン フィレンツェ ショップ

gucci garden  グッチガーデン ショップ

グッチ美術館は上の階にあり、グッチガーデンのショップは地上階にあります。

並べられている商品は全てオリジナルで、ここでしか買えないそうです。

 

gucci garden  グッチの食器 グッチガーデン

面白いことに、食器まであります。グッチオリジナルの食器。

gucci garden  壁紙 グッチガーデン ショップ

 なんと、壁紙まで。

聞いてみたところ、切り売りではなく一本売りだそうです。
7メートルから10メートルあり、確か値段は170ユーロから360ユーロあたり。
お店の人は親切なので、なんだか分からない不思議な商品のこととかも気軽に聞いてみるといいと思います。

 

他にもクッション、パジャマ、靴、バックステージで使った箱、マッチ、ポーチ、時計、、トートバッグにも色々デザインがありました。

値段はグッチ価格、小さなマッチ箱は20ユーロ。高いのか安いのかがよく分かりません。可愛いデザインだったのでお土産にいいかな?(ただし飛行機に持ち込めるのは一個だけ!そういう意味でも貴重かもしれません。)

布のトートバッグは上の写真とは違うデザインので170ユーロ。ただ、フィレンツェに住んでいてフィレンツェ限定のカバンを持って、お店の至近距離でうろうろするのは恥ずかしいので私は無理です。笑

 

 

グッチ・オステリア Gucci Osteria Firenze

しっかり写真を撮り忘れました。すみません。

内装は緑。使うのが難しそうな鮮やかな緑色が、鮮やかなデザインセンスで使われていました。

今回はガイド仲間と下見の為に行っただけなので食事はしませんでしたが、良さそう。

この内装なので目立たなくなってますが、この建物の正面にあるギルドの紋章を彫ったパネルのオリジナルが、店内とレストラン内にしっかりと保存されています。

↓実際にお食事をする機会がありました。(グッチのお皿が使われていました)

 

 そんなこんなで、フィレンツェにまた面白いスポットが増えました。

場所はシニョリーア広場のちょっと奥まったところ、ヴェッキオ宮殿の北側。目印は、建物に貼ってある、光る大きな目の看板!(→オープニング時限定だったようで、現在は取り外されています。)肝心なところをまた写真を撮り忘れた。どれだけ忘れたのか。

オフィシャルサイトでちゃんとした写真が見れます。

GUCCI Garden – 日本語

それではまた!