フィレンツェ大聖堂/クーポラ/洗礼堂 – チケット情報変更中

テーマ別ツアー

フィレンツェ大聖堂の入場方法について、変更点をお知らせしています。
ページ上部にあるものが最新の情報になります。
宗教行事などがあると臨時変更もありますので、実際に行く前には公式ページでのチェックがおすすめです。
ガイドツアーにお申し込みいただく場合はガイドが都度確認します。

2024年のフィレンツェ大聖堂入場 クーポラ他

2024年も2022年に導入された三種類の共通パスで変更ありません。3日間有効。
ただし、クーポラを含むブルネッレスキパスは1ヶ月前は転売を目的とした買い占めがありますので、直前に公式ページでの購入は事実上不可能です。

パスの購入はオンラインが便利ですが、現地窓口でも購入可能。(ギベルティパスは当日でも購入できます。)

注意点としては、クーポラ、ジョットの鐘楼、洗礼堂、大聖堂美術館、大聖堂への荷物の持ち込み制限。リュックサック不可、大きなカバン不可。
事前に無料クロークに預けられます。

大聖堂、洗礼堂に入場する際は、肩や膝上のでる服装はいけませんので、特に夏場はご注意ください。スカーフを持っていると便利です。

2022年3月より共通チケット(パス)復活。その種類は?

共通パスが三種類になりました。
フィレンツェ大聖堂は入場無料なので、パスの中には含まれていません。

《ブルネッレスキパス BRUNELLESCHI PASS》

全てのモニュメントに入場可能。指定日より3日間有効で、変更不可。
入場可能モニュメント:  クーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、大聖堂美術館、大聖堂地下遺跡サンタ・レパラータ
クーポラはパス購入時に日時指定が必要です。

《ジョットパス GIOTTO PASS》

ブルネッレスキパスに含まれるクーポラ以外のモニュメントに入場可能。指定日より3日間有効、変更不可。
入場可能モニュメント: ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、大聖堂美術館、大聖堂地下遺跡サンタ・レパラータ

《ギベルティパス GHIBERTI PASS》

ブルネッレスキパスに含まれるクーポラとジョットの鐘楼以外のモニュメントに入場可能。指定日より3日間有効、変更不可。
入場可能モニュメント: サン・ジョヴァンニ洗礼堂、大聖堂美術館、大聖堂地下遺跡サンタ・レパラータ

その他のテラスや聖具室、大聖堂時計、工房、の見学は大聖堂運営への直接リクエストが必要です。

それぞれのモニュメントやその中にある作品などの説明、オフィシャルページへのリンク等はこちら↓

2020年6月の変更事項

1、料金の変更 -共通券から個別チケットへ-

今まで共通チケットで全ての大聖堂関連施設(大聖堂美術館、クーポラ、ジョットの鐘楼、洗礼堂、地下サンタ・レパラータ教会遺跡)に入る事ができましたが、個別チケットに変更になりました。

  • 大聖堂: 無料(オンライン予約必須)
  • 大聖堂美術館: €10 / €5
  • 洗礼堂: €5 / €3
  • ジョットの鐘楼: €15 / €7
  • クーポラ: €15 / €7
  • テラス: €25 / €10

(大人料金 / 7〜14歳料金 / 6歳以下は無料)

2、予約方法はオンラインのみ

今後変わるかも分かりませんが、感染症予防の観点から現地窓口でのチケット購入は不可です。
オンライン予約はオフィシャルサイトより。→ OPERA DI SANTA MARIA DEL FIORE
入場は最大幅で、指定予約時間の5分前〜5分後まで。

(実は大聖堂には遅刻しても入れました。この時↓ でもやっぱり遅れない方がいいです)

3、テラスに気軽に登れる

あまり知られてはいなかったものの以前もテラスに登る事ができました。でもそれは、クーポラへも一緒に登る事ができるセットになったツアー形式だったので、限られた曜日と時間のみ可能でした。
それが、クーポラ抜きのテラスのみの見学になったので、1日のうちに選べる時間帯が増えました。

=2020年6月の変更事項のまとめ=

ちょうどタイミング的にパンデミックがぁ!という時期の実質の値上げになりますが、実際は値上げ話は前からあったものでした。
それに入場制限がいろいろと、マスク着用義務、体温が37.5度以上ない事、他の人とのソーシャルディスタンスを保つ事、各施設での定員が少なくなったり、が加わっています。
しばらくはこのように安全に気を遣った形が続くかと思われます。
あと、大聖堂地下にあるサンタ・レパラータ教会跡(クリプタ)はソーシャルディスタンスが保てない為、現在閉鎖中。

下の2018年時の変更はそのまま残しておきますが、フィレンツェ住人は洗礼堂に無料で入れるのも廃止になっています。

2018年3月の変更事項

オフィシャルサイトで新年にお知らせがありました。
2018年3月1日より以下の3つが変更されます。

1、チケット料金が現行の15ユーロから18ユーロに値上げ

このチケットで、大聖堂内サンタ・レパラータ教会跡、大聖堂美術館、ジョットの鐘楼、クーポラ(ドーム)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂に入る事ができるのに変わりありません。
大聖堂内入場は無料で、クーポラが完全予約制なのも現行通りです。

2、チケット有効期間延長

値上げだけだとつまらないのですが、良い面もあります。それが有効時間の延長。
現在は購入手続きで選択した日付から6日間、最初の利用(最初に入るモニュメントでチケットに日時が記録されます。)から48時間有効ですが、それぞれに延長されて30日間、最初の利用から72時間が有効期間になります。
フィレンツェ滞在中に余裕を持ってチケットを利用する事ができるようになりました。

※有効期間の延長で、混雑期のクーポラの予約が取りやすくなると予想されます。

というのも、チケットを現地で購入する場合、クーポラの予約を同時に入れようとしても予約枠が既に埋まっているという事が2017年はよくありました。それを避ける為には事前にチケットをネット購入してクーポラの予約を入れておく、という方法になりましたが、フィレンツェカードを使う場合はチケットが重複してしまいます。二枚もチケットが欲しい人はあまりいませんよね、。
(フィレンツェカード利用の場合は、現地で大聖堂のチケットに引き換える必要があるので、クーポラの事前予約ができません。現地でのクーポラ予約になります。)
改善策の要求が各方面から出されていたのが、こういった形で対策が取られたようです。どれほどの効果があるかはまだ分かりませんが、。

3、洗礼堂にフィレンツェ県の住民は無料で入れます。

旅行者にとっては関係ない話ですが、住民にとっては嬉しい話です。
今まではイベントとか記念日の入場無料はたまにありました。それが、フィレンツェ県内の住民(住民登録済みの人)は3月1日以降、いつでも無料で入れるようになるそうです。
お知らせのページには特にどうやって入るかという説明はありませんが、おそらくチケット窓口に行って身分証を見せ、洗礼堂のみ有効のチケットを受け取るのではないかと思います。洗礼堂の入り口は、バーコード式のチケットがないと入れない仕組みになっています。