もくじ
- 1 ストロッツィ宮殿のなりたち
- 2 ストロッツィ宮殿と展覧会
- 2.1 ストロッツィ宮殿の建築
- 2.2 OLAFUR ELIASSON Nel tuo tempo展 2022/9/22〜2023/1/22
- 2.3 DONATELLO il Rinascimento展 2022/3/19〜2022/7/31
- 2.4 JEFF KOONS Shine展 2021/10/2〜2022/1/30
- 2.5 AMERICAN ART 1961-2001展 2021/5/28〜2021/8/29
- 2.6 JR – La Ferita展 2021/3/19〜2021/8/29
- 2.7 MARINELLA SENATORE展 2020/12/3〜2021/2/7
- 2.8 Tomás Saraceno -Aria展 2020/2/22〜2020/7/19
- 2.9 VERROCCHIO -Il Maestro di Leonardo展 2019/3/9〜2019/7/14
- 2.10 Marina Abramović展 2018/9/21〜2019/1/20
- 2.11 The Florence Experiment展 2018/4/19〜2018/8/26
- 2.12 Nascita di una Nazione展 2018/3/16〜2018/7/22
- 2.13 Utopie Radicali展 2017/10/20〜2018/1/21
- 2.14 Il Cinquecento a Firenze展 2017/9/21/〜2018/1/21
- 2.15 BILL VIOLA展 2017/3/10〜2017/7/23
- 2.16 Bellezza divina展 2015/9/24〜2016/1/24
- 3 ストロッツィ宮殿 インフォメーション
- 4 ストロッツィ宮殿 関連記事
ストロッツィ宮殿のなりたち
フィレンツェにある最も名高いルネサンス建築のひとつです。
フィリッポ・ストロッツィがこの土地を複数の所有者から買取り、ベネデット・ダ・マイアーノが最初に設計し、ジュリアーノ・ダ・サンガッロ、後にシモーネ・デル・ポッライオーロ(イル・クローナカ)、バッチョ・ダンニョロが建設を進めます。建築は1538年のストロッツィ家の亡命で終わり、政敵であったメディチ家に没収されます。その約30年後に返還され、1907年を最後にストロッツイ家は途絶えました。
この建物の所有者だったストロッツィ家の注文した作品には、ウフィツィ美術館のジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの東方三博士の礼拝、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会にあるフィリッピーノ・リッピがフレスコ画を施したストロッツィ礼拝堂などがあります。
現在はViusseux図書館をはじめ3つの研究機関と美術館運営を担うパラッツォ・ストロッツィ財団が建物内にあります。
美術館では企画展が開催され、毎回テーマにそって幅広い時代と趣向の作品が展示されます。
(写真を撮り忘れたり展覧会自体に行き損ねたりもあるので、これが全ての企画展ではありません。詳しくは下記のオフィシャルページのアーカイブへどうぞ。)
ストロッツィ宮殿と展覧会
ストロッツィ宮殿の建築
ルネサンス建築の代表の一つ。1348年に流行した黒死病がなければ土地の占有は難しく、このように大きな建物を建てるのは不可能でした。ジョルジョ・ヴァザーリによると設計をしたのはベネデット・ダ・マイアーノ。
OLAFUR ELIASSON Nel tuo tempo展 2022/9/22〜2023/1/22
『オラファー・エリアソン Nel tuo tempo 展』ストロッツィ宮殿の歴史と時、それを鑑賞する私たちによって成り立つサイトスペシフィックな展覧会です。OLAFUR ELIASSON Nel tuo tempo ブログ記事→ オラファー・エリアソン NEL TUO TEMPO @ストロッツィ宮殿
DONATELLO il Rinascimento展 2022/3/19〜2022/7/31
『ドナテッロ ルネサンス展』最初の部屋にはドナテッロの磔刑像(写真左)、ブルネッレスキの磔刑像(写真右)が並びました。お互いに影響し合った二人の作品は普段サンタ・クローチェ教会とサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に別々に展示されており、それを直接見比べられる機会となりました。他にもドナテッロの作品が一同に会します。関連してバルジェッロ美術館でも展示が行われました。DONATELLO il Rinascimento
JEFF KOONS Shine展 2021/10/2〜2022/1/30
『ジェフ・クーンズ Shine 展』ストロッツィ宮殿中庭の巨大作品”バルーンモンキー“も併せて、クーンズの初期の作品から最新のものまで一堂に会します。 JEFF KOONS SHINE
AMERICAN ART 1961-2001展 2021/5/28〜2021/8/29
『アメリカンアート 1961-2001展』アメリカのウォーカーアートセンターのコレクションより、アンディー・ウォーホル、カラ・ウォーカーまで。53名のアーティストによる80作品が展示されました。 American Art 1961-2001
JR – La Ferita展 2021/3/19〜2021/8/29
『JR -傷- 展』JRはアーティストの名前です。決して電車ではありません。ストロッツィ宮殿の外壁に大きく空いた”傷“、文化的な場へのアクセシビリティを考察する提案。JR La Ferita
MARINELLA SENATORE展 2020/12/3〜2021/2/7
『マリネッラ・セナトーレ展 We Rise by Ligting Others』ストロッツィ宮殿中庭に展示された光によるインスタレーション。Marinella Senatore We rise by lifting others
Tomás Saraceno -Aria展 2020/2/22〜2020/7/19
『トマス・サラチェーノ展 エアー』不運にも展覧会が始まってすぐにロックダウンでクローズになってしまったので、6月1日の再オープンから会期は2020年11月1日までに延長になりました。Tomás Saraceno -Aria
VERROCCHIO -Il Maestro di Leonardo展 2019/3/9〜2019/7/14
『ヴェロッキオ – レオナルドのマエストロ展』この小さめのテラコッタ作品はレオナルド・ダ・ヴィンチの手によるものだと紹介されました。(諸説あります。展覧会オーガナイザーは肯定しています)VERROCCHIO Il maestro di Leonardo
Marina Abramović展 2018/9/21〜2019/1/20
『マリーナ・アブラモヴィッチ展』Marina Abramović -The cleaner ブログ記事→マリーナ・アブラモヴィッチ展@ストロッツィ宮殿-フィレンツェ
The Florence Experiment展 2018/4/19〜2018/8/26
『ザ・フローレンス・エクスペリメント展』中庭に大きな滑り台が出現しました。アーティストCarsten Höller と科学者 Stefano Mancusoによるプロジェクト。The Florence Experiment
Nascita di una Nazione展 2018/3/16〜2018/7/22
『国家の誕生展』白い作品に統一された展示風景。Nascita di una Nazione. Tra Guttuso, Fontana e Schifano
Utopie Radicali展 2017/10/20〜2018/1/21
『根源的なユートピア展』ストロッツィ宮殿の中庭にも作品が展示されています。Utopie Radicali
Il Cinquecento a Firenze展 2017/9/21/〜2018/1/21
『フィレンツェ1500年代展』マニエリスム、宗教革命、半宗教革命、プライベートの注文、公の注文作品、多角的にフィレンツェでの1500年代を捉え直します。Il Cinquecento a Firenze. Tra Michelangelo, Pontormo e Giambologna ブログ記事→ストロッツィ宮殿で今日から!: フィレンツェ1500年代展
BILL VIOLA展 2017/3/10〜2017/7/23
『ビル・ヴィオーラ展』映像作品の先駆者ビル・ヴィオーラの作品と、パオロ・ウッチェッロの大洪水(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会より貸し出し)のコラボレーション。Bill Viola. Rinascimento elettronico
Bellezza divina展 2015/9/24〜2016/1/24
『ゴッホ、シャガール、フォンターナの間の神的美展』 写真はシャガールの作品の一部、キリストの磔。Bellezza divina tra Van Gogh, Chagall e Fontana
ストロッツィ宮殿 インフォメーション
-所在地
Piazza degli Strozzi, Firenze