EU滞在カード 更新で警察署へ

EU滞在カード

正式名称はCARTA DI SOGGIORNO DI FAMILIARE DI UN CITTADINO DELL’UNIONE(ユニオン市民の家族の滞在カード)というんですね、よくよく発行されたばかりの紙を見ながら気づきました。
更新する前のにはCARTA DI SOGGIORNO PER STRANIERI A TEMPO INDETERMINATO(無期限外国人用滞在カード)って書いてありました。

今回、日本のパスポートを更新したのと、数年前の引っ越しでの住所変更があったので、もともと持っていた滞在カードと2箇所も食い違いがあり、さすがにこれはいかんな、と更新をしに行ったのでした。

噂には聞いていたんですが、、新しい許可証はぺらっぺらの紙ですー!

EU滞在カード
紙が薄っぺらすぎて机の上で浮いちゃってるし。証明写真の目の下にはクマ。


またまた聞いた話では、EUの他の国の空港でパスポートコントロールの際にこれを見せると鼻で笑われるそうで、
「あ、やっぱイタリアだよね〜」的な笑い?

普通はスタンダードにICチップとか入ったブツにならんか、おい?
(家族理由の滞在カードはプラスチックカードにする機械がないフィレンツェの警察署内で作るから紙っぺらなのだ、という噂。ローマで発行して送られてくる労働用の滞在カードはちゃんとしたカードなのだそう。)

滞在許可証 ペルメッソとカルタ 

似たようなもので、滞在許可証Permesso di soggiornoというのもあって、これは主に学生や仕事を始めて間もない人などへ発行される、期限付きの滞在許可。
Carta di soggiornoというのは定職がある人とか家族がEU民だったりする人用の滞在期間に制限のないカードで、永久滞在許可証という感じだけど、”permessoペルメッソ – 許可” という語が入らんので、”cartaカルタ – 証明書(カードとか紙の意も)”と言ったらいいのかな?在伊邦人からは簡単に「カルタ」と呼ばれている気がします。

自分の申請が終わると気にしなくなるので、改めてチェックすると規定が変わっていたりとかは、ありがち。
前はなかったものがあったり、あったものがなくなってたり、呼び名が変わってたり、規則が変わっていたり。
申請する時期が2ヶ月違うだけで、同じ条件の日本人でも違うものが発行されたり、なんてこともありました。
とりあえず、こういうのを持っているとビザとか関係なくEU内で長期滞在、仕事可能。

ちなみにこっちは前の滞在カードCarta di soggiorno。新しいやつよりも厚みがあって2倍の大きさで、だいたいA4くらい。↓

永久滞在許可証


どっちもどっち? ってか、どっちもカードというよりも、やっぱりブツとして「紙 」ですね。


どうも外出の時はいつも持ってなくちゃいけないらしいんですけど、んなものの提示を求められた事はないので、普通に車の免許証かIDカードを身分証として持っていればそれでいいんじゃないですかね。
滞在カードや許可証がないと身分証が作れない訳だし。


ペラ紙滞在カードよりもIDカードの方が丈夫でちゃんとカードだから財布に入ります↓

IDカード イタリア
自分の身分証をひたすら公開するブログなのかと思えてきた。

IDカードは、最近になって紙からカード式になったばかりです。

滞在カード更新まで

日本のパスポート更新はローマの日本大使館にて、
事前に連絡しておいたら即日発行。(その時のブログ→”ロックダウン終了後 イタリア旅行@ローマ“)
問題はそれからで、滞在カードの更新にはまず警察署のオンラインでの予約、一番早い予約可能日は2ヶ月後。
7月には査証ページが北斎でかわいい新パスポートができてたのに、2ヶ月待ってからフィレンツェ警察署へ。
予約時間のちょっと前には行き、係の警察官を探して予約を確認してもらってから整理券を受け取って、窓口での受付まで4時間くらいずっと立ち待ち。

予約の意味?そんなん知らない!!

予約をしているのに、現地で整理券がなくなっていたら予約の取り直し。
順番がやっと回ってきたら、そつなく無事に受付してもらって、引換券みたいなのをもらい、「今月末までにはできますよ」なんて話でしたが、、、受け取り日をまた予約せねばならず。

でも、ま、日本での入管とかも過酷らしいですし、無駄にイタリアの文句ばっかり言いませんよ。
逆に在日外国人が日本の入管の文句を言ってるのを目にすると、「大丈夫、こっちも酷いから」と言いたくなる。

初回の申請や仕事理由での申請はよりチェックが厳しいとか、
あと家族理由(イタリア国籍を持つ子供の親)だから比較的楽な申請とはいえ、まだ生まれて2ヶ月の子供の顔を実際に窓口で見せるために寒い建物の中で4時間待ちとかでした。

警察署の予約 整理券
これだけだと立派に見える警察署のオンライン予約票と、当日もらえる整理券。

移民とか

あと、この手続きをする警察署はいつも雰囲気悪い。
イタリア国籍の人用のパスポート申請窓口は割と空いてるけど、それ以外のオール外国人の列がどうも。
待ち時間が長いのの他にも、それぞれのお国柄とかあるし、、普通にずるして横入りする人とかいるし、係の警察官にめっちゃ必死でゴリ押しすればなんとかなると思ってそうなおばちゃんが煙たがられいてたり。
その点、お行儀よく順番を待っている日本人は印象が良いらしく、その昔整理券を持って待合室(前の警察署には椅子が多かったな…)でぼーっとしてたら、誰かが間違えて持ってた20人分以上前の整理券を回収した警察官が、「はい、こっち使っていいよ」と、その整理券をくださったんですね。
そういう棚からぼたもちはなかなかないけど。

日本も移民受け入れ検討の前に、大量の外国人を抱えるとどういう状況が生まれるのかを冷静に観察するのが必須です。
多様性と謳うポジティヴなイメージを見る前に、現実を観察しないと。

きちんとその国のルールを守り、仕事をして、他の人たちに迷惑をかけずにお互いの文化を尊重する形の移民であれば問題はこれほど(自国民の仕事が奪われ低賃金化が起き治安が悪くなっても)大きくはならないのでしょうけれども、宗教を滞在国の法律よりも上位としている人たちが大多数を占めるようになった時、元々の伝統文化が守られるかというと、まあ、無理なのは表面化してきています。

2020年10月にフランスであった殺人テロの犯人はイタリアのランペドゥーザ、バーリ経由でフランス入りをしてました。丁度同じくらいの時期にバーリに滞在していたので、身近に感じました。
イタリアは小都市でも沢山の移民を目にします。

その後、また更新。2023年申請受け取り2024年。

旧式の滞在許可証は無効になるという話を聞いて、前回のが満期期限切れになる前に再び更新手続きをしました。


なんと運良く1時間で申請完了。

その後の受け取りは、申請時の控えの紙っぺらに記載のコードを警察の公式ページで入力し、そこで「滞在許可証出来てます」って表示になったら、予約はせずに指定された曜日と時間に並ぶ、
というものに変更になっていました。

申請に要する時間がとんでもなく短かった分、受け取りはきっと丸一日かかるだろうと悲観して、
(8時間かかったとか、仕事休んで行ったのに追い返されたとかの体験談を聞いて)
冬は寒いとか、翌日仕事あるし、とか雨だし、とか色々言い訳して、ようやく受け取りを決意したのは一年後!

意を決した日の天気予報は雨。
受付の始まる2時間くらい前に並び始め、なんとトータル3.5時間で受け取り成功!!!
今までで一番早かったかもしれません。
きっと、雨でみんな行きたくなかったから人が少なかったんだろう、と思います。

今回はペラ紙の滞在許可証ではなく、カード式になっておりました。
毎回高いお金を払わせるんだから、少しはまともになった?