blogフィレンツェ日常

EU滞在カード 更新で警察署へ

投稿日: 更新日:2021-03-29
EU滞在カード

正式名称はCARTA DI SOGGIORNO DI FAMILIARE DI UN CITTADINO DELL’UNIONE(ユニオン市民の家族の滞在カード)というんですね、よくよく発行されたばかりの紙を見ながら気づきました。
更新する前のにはCARTA DI SOGGIORNO PER STRANIERI A TEMPO INDETERMINATO(無期限外国人用滞在カード)って書いてありました。

今回、日本のパスポートを更新したのと、数年前の引っ越しでの住所変更があったので、もともと持っていた滞在カードと2箇所も食い違いがあり、さすがにこれはいかんな、と更新をしに行ったのでした。

噂には聞いていたんですが、、ぺらっぺらの紙ですー!

EU滞在カード
紙が薄っぺらすぎて机の上で浮いちゃってるし。証明写真の目の下にはクマ。


またまた聞いた話では、EUの他の国の空港でパスポートコントロールの際にこれを見せると鼻で笑われるそうで、
「あ、やっぱイタリアだよね〜」的な笑い?
普通はスタンダードにICチップとか入ったブツにならんか、おい?
この微妙なアナログ加減は、うん、「やっぱイタリアだよね〜」と私も思います。
(家族理由の滞在カードはプラスチックカードにする機械がないフィレンツェの警察署内で作るから紙っぺらなのだ、という噂。ローマで発行して送られてくる労働用の滞在カードはちゃんとしたカードなのだそう。)

滞在許可証 ペルメッソとカルタ 

似たようなもので、滞在許可証Permesso di soggiornoというのもあって、これは主に学生や仕事を始めて間もない人などへ発行される、期限付きの滞在許可。
Carta di soggiornoというのは定職がある人とか家族がEU民だったりする人用の滞在期間に制限のないカード。
永久滞在許可証という感じだけど、”permessoペルメッソ – 許可” という語が入らんので、”cartaカルタ – 証明書(カードとか紙の意も)”と言ったらいいのかな?在伊邦人からは簡単に「カルタ」と呼ばれている気がします。
偽装がないかどうかチェックするようなものだと思うんですけど、同じカルタでも5年間有効のものも現在はあるみたいです。(5年後に更新手続きしなきゃなんないやつ)
自分の申請が終わると気にしなくなるので、ふと改めてチェックすると規定が変わっていたりとか、ありがち。
前はなかったものがあったり、あったものがなくなってたり、呼び名が変わってたり、規則が変わっていたり。
申請する時期が2ヶ月違うだけで、同じ条件の日本人でも違うものが発行されたり、なんてこともありました。
とりあえず、こういうのを持っているとビザとか関係なくEU内で長期滞在、仕事可能。

ちなみにこっちは前の滞在カードCarta di soggiorno。新しいやつよりも厚みがあって2倍の大きさで、だいたいA4くらい。↓

永久滞在許可証


どっちもどっち? ってか、どっちもカードというよりも、やっぱりブツとして「紙 」ですね。


どうも外出の時はいつも持ってなくちゃいけないらしいんですけど、んなものの提示を求められた事はないので、普通に車の免許証かIDカードを身分証として持っていればそれでいいんじゃないですかね。
滞在カードや許可証がないと身分証が作れない訳だし。


ペラ紙滞在カードよりもIDカードの方が丈夫でちゃんとカードだから財布に入ります↓

IDカード イタリア
自分の身分証をひたすら公開するブログなのかと思えてきた。

IDカードは、最近になって紙からカード式になったばかりです。

滞在カード更新まで

日本のパスポート更新はローマの日本大使館にて、
事前に連絡しておいたら即日発行。(今回は勝手ながら別の日に受け取りにさせていただいています。それでも文句もなしに対応してくれるの、、すごいね!その時のブログ→”ロックダウン終了後 イタリア旅行@ローマ“)
問題はそれからで、、、滞在カードの更新にはまず、警察署のオンラインでの予約。一番早い予約可能日は2ヶ月後でした。
7月には査証ページが北斎でかわいい新パスポートができてたのに、2ヶ月後待って9月になってからフィレンツェ警察署へ。
予約時間のちょっと前には行き、係の警察官を探して予約を確認してもらってから整理券を受け取って、窓口での受付まで4時間くらいずっと立ち待ち。
予約の意味?そんなん知らない。
予約をしているのに、現地で整理券がなくなっていたら予約の取り直しです〜。
順番がやっと回ってきたら、そつなく無事に受付してもらって、引換券みたいなのをもらい、「今月末までにはできますよ」なんて話でしたが、受け取りの日は改めてオンライン予約が必要になります。
で、9月の時点で受取可能の一番早い日が2月。
前年の7月から数えたら、軽く半年過ぎてますのー!
ほら、日本大使館が輝いて見える!!!笑

でも、ま、日本での入管とかも過酷らしいですし、無駄にイタリアの文句ばっかり言いませんよ。
逆に在日外国人が日本の入管の文句を言ってるのを目にすると、「大丈夫、こっちも酷いから💜」と言いたくなる。
手続きとしては一番簡単な更新でこれだから、初回とか仕事理由での申請はもっと面倒だったりするし、指紋採取も必須。
あと家族理由(イタリア国籍を持つ子供の親)だから比較的楽な申請とはいえ、まだ生まれて2ヶ月の子供の顔を実際に窓口で見せるために寒い建物の中で4時間待ちとかでした。

警察署の予約 整理券
これだけだと立派に見える警察署のオンライン予約票と、当日もらえる整理券。

移民とか

あと、この手続きをする警察署にはいつも、どよ〜んとした独特の空気がありまして…。
イタリア国籍の人用のパスポート申請窓口は割と空いてるけど、それ以外のオール外国人の列が、どよ〜んとしまくり。
待ち時間が長いのの他にも、それぞれのお国柄とかあるし、、普通にずるして横入りする人とかいたし(あ、予約の意味が今わかった!横入りがしにくいようになったのか!)、係の警察官にめっちゃ必死でゴリ押しすればなんとかなると思ってそうなおばちゃんが煙たがられいてたり、、。
その点、お行儀よく順番を待っている日本人は印象が良いらしく、その昔整理券を持って待合室(前の警察署には椅子が多かったな…)でぼーっとしてたら、誰かが間違えて持ってた20人分以上前の整理券を回収した警察官が、「はい、こっち使っていいよ」と、その整理券をくださったんですね。もう、あなたは大天使ラファエルか?!という神々しさ!!!笑
そういう棚からぼたもちはなかなかないけど、
出身国の状況があまり良くないと、仕事を求めて多くの人々がイタリアを含む西欧に入ってくるのは当然で、。

最近はアメリカもメキシコとの国境を目指して大勢の人が押し寄せているニュースもありましたし、移民問題はあちらこちらに。
日本も移民受け入れ検討の前に、大量の外国人を抱えるとどういう状況が生まれるのかを冷静に観察するのが必須です。
たくさんの外国人が安心して住める国際都市です!なんてお花畑すぎる妄想ですって。

きちんとその国のルールを守り、仕事をして、他の人たちに迷惑をかけずにお互いの文化を尊重する形の移民であれば問題はこれほど(自国民の仕事が奪われ低賃金化が起き治安が悪くなっても)大きくはならないのでしょうけれども
移民問題の裏にはからなずそこに暗躍するマフィア的な非合法組織があることが知られています。
また、本来はないはずの権利をどうやってか捏造して、滞在国からお金を不法に受け取っている人たちもいたり、麻薬売買に関わっていたり、信教の自由を補償する国において教義上その教えが他に優越し、敬虔であればあるほどキリスト教徒を含む異教徒は排除しなければなならないという考えに結びついてしまうイスラム問題も抱えます。(一応、敬虔なイスラム教徒である私の大切な友人はテロリストではありません!と言っておきます)
2020年10月にフランスであった殺人テロの犯人はイタリアのランペドゥーザ、バーリ経由でフランス入りをしてました。丁度同じくらいの時期にバーリに滞在していたので、身近に感じました。

あと、足音も聞こえずにひっそりとイタリアを飲み込もうとしている動きの一つは日本に近い某国より来ています。
フィレンツェには孔子学院があったりします。Istituto confucioなんて名前で呼ばれているので最近まで気づいてませんでした。
これはあの国の出先機関として知られています。(ご存知ない方は”孔子学院”検索するといろいろ情報が出てくるのをご覧ください)
おそらく、この学校のことを友好的文化交流の為の言語コースだとしか思ってないイタリア人が大半かと思われます。
そういった機関に勤める職員に金銭を渡しての取引など、聞いた事があります。(彼らのコミュニティではよくあるコネのの一つ)
外国に長期滞在するにも、仕事や勉強をするにも、やましい事をせずに済んでしまう私たちの状況は、他から見たら羨ましいものなのでしょう。
それだけに私たちは平和ボケしがちですが。

言葉だけ「戦争反対」と綺麗事を並べながら、受け継いできた土地や伝統、言葉や文化、知的財産のみならず、私たちの命そのものを屁とも思わない共産主義に飲み込まれるのは望みません。
平和主義だから万が一侵攻されたら無抵抗で良しとすると言う人がいるけれども、チベット、東トルキスタン、内モンゴル、香港を見てそう言ってるのかどうか、謎。

このところ、全く違う方面から”孫子”がすごい!という話を複数回聞いたので、簡単な「孫子の兵法」なる本を気軽に読んでみたところ、あらびっくり。
ビジネス書として現在は読まれがちだけど、あらゆる場面に応用可能。というか基礎ではないですかー。(気づくの遅い?)
これは、中学生の社会の時間に必須なのでは?
いや、もしかしたら国語の授業かも。物語を書くとしたら、この孫子の兵法を応用する事で起承転結に抑揚が生まれる…!
世界には話し合いだけではどうにも相互理解が不可能なイデオロギーや信条が存在するし、約束を破る事を賢さだと思う価値観もある。
友人として振る舞いながら、いきなり反日思想を第三者に捲し立てる者にも日本以外の国では出会ってしまう。
そういった相手(国)が何を仕掛けているのかを考えるヒントにもなる気がします。
翻って現在の状況を見るに、インフォメーションウォーに負けていることを痛感。
孫子すごいなっ!

なんで滞在カードからこんな話になったんだか… ^^;