blogフィレンツェ日常

「バッボ、おとーさん」の語源

投稿日: 更新日:2020-06-14
バッボ と ババ

 

o55Firenze の、Curiosità, perché a Firenze diciamo “Babbo” という記事(リンク切れ。キャッシュより全文を下にコピペします)より。

 

フィレンツェでは「お父さん」とか「パパ」に該当する単語が「バッボ」

さらに細かく言うと、定冠詞もフィレンツェ訛りが入って、「il babbo イル・バッボ」ではなくて 「i’babbo イ・バッボ」。

なんで、「papà パパ」って呼ぶ他の地域と違ってバッボになったのかっていうのが、この記事のお話。「figlio di papà パパの息子」という言い方があって、それが父の威光とか財産を嵩に借りて生きてる意味があり、イメージが悪い・・・、という理由から、というのは冗談で。
(冗談とはいえ、結構みんなそんなイメージを持っているはず。友人コテコテフィレンツェ人は「”パパ”だと軽すぎて、”バッボ”だと威厳とか力強さがある」と、ブラジル出身の友人が特になにも考えずに「バッボってちょっと変だよね」って言った時にマジな顔で反論してました。)

 

まずは、喃語からの由来だというのが一つ

“b”の音を18ヶ月目の赤ちゃんまでは繰り返し発音するのが自然な発音なので。

 

更に、歴史的に色々な言語が交差したという要因

最初の言葉はギリシャ語で「pappas」それをラテン人が「pappus パップス」と言うようになります。そこに、トスカーナとエミリア(エミリアでもバッボと呼びます)の土地の言葉が混じり、「babbus バッブス」になり、最終的に「babbo バッボ」。

 

その他の例

興味深いことに、遠く離れたペルシャでもよく似た「bab」という呼び方。トルコ人、タタール人、モルッカ人、マレーシア人も、同じく。ホッテントット人(初めて聞きましたが、コイコイ人と現在は呼ぶそうです。)は、「bo」、モンゴル人は「boab」なんだそうです。
*元記事のコメント欄に色々書き込みがありまして、ウンブリアでもバッボと呼ぶそうです。

 

個人的にはバッボの語源というか、音を考える時、うちの子がまだ喋り出して間もない頃の事を思い出します。

「バッボ」は言えても「おかーさん」はまだ言えずに、「Babbà!!!ばっっっっばあああああーーーーーー!!」と、公園で私が見つからなくて叫んでいました。「Mammaマンマ」でもなく、バッバ。

バッボを女性名詞にしてしまったのか、Babàというシチリアのお菓子にちなんだのか。そんな理由で、バッボには全然関係のないババの写真が一番上にあります。(写真はwikipediaのババページより)

 

・追記・
上記の「ばっっっっっばああああーーーーーー!」 の可能性の高い語源を忘れていました。「ババァ!」。

 

 

 

Babbo è una parola che ha un’origine molto antica  
Crescere,  a Firenze, significa anche rendersi conto che babbo, anzi i’babbo, è un concetto relativo.

Eh si, perchè volete confondere il papà con il babbo? Il babbo ha un fascino tutto suo:  è imponente, autoritario ma affettuoso al tempo stesso. Papà –non a caso ‘figlio di papà-, è lezioso, adatto ai nordici.

Ma scherzi a parte, il termine babbo di cui ci fregiamo noi fiorentini è una commistione tra natura umana e storia antica.

La prima provenienza è la lallazione, i primi vagiti di un neonato; la ‘b’, labiale, che si raddoppia è quasi istintivo per un bambino fino ai 18 mesi.

Inoltre la storia etimologica incrocia varie contaminazioni storiche alla base del nostro termine.

La radice primordiale è dal greco ‘pappas’, tramandato ai latini con ‘pappus’ e poi dalla contaminazione del sostrato delle popolazioni toscane e emiliane (si anche gli emiliani dicono babbo)  è diventato babbus e poi babbo.

Curioso è vedere che anche in popoli lontani dalle nostre terre fiorentine si usi la radice “bab”:

Persiani dicevano “bab”, i Turchi, i Tartari, i Molucchesi, i Malesi dicono “bab”, mentre  gli Ottentotti dicono “Bo” fino ad arrivare al “Boab” dei Mongolli.

 

Gilberto Bertini

 

・関連記事・

フィレンツェ方言 – イッケ、シナモン水、ダレッタ!、バッ、、、スィーエッ!