国立バルジェッロ美術館 Museo Nazionale del Bargello

バルジェッロ美術館

有名な彫刻作品を多く収蔵するバルジェッロ美術館。

堅牢な中世の面影を残す建物は、13世紀から幾度か増築されています。

ミケランジェロドナテッロデジデーリオ・ダ・セッティニャーノジャンボローニャ、などの見逃せない作品があります。
ミケランジェロ(att.)の磔刑像のある部屋では、ジョットとその工房によるフレスコ画が1800年代になってから再発見され、そこにジョットと同時代人であったダンテ・アリギエーリの姿も認められます。


運が良ければ、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ自らの為に製作した彼の愛人の胸像を見る事ができるかもしれません。(閉まっている事の多い部屋です。要問い合わせ。)


デッラ・ロッビア、ブンニョーニらによる多彩陶器の技術を使った作品コレクション、象牙細工や宝飾品などのカランコレクション、現存数の少ないメディチの陶器のある間、世界通貨であったフィオリーノ金貨などのコインコレクション、イスラムコレクション、等、有名作品だけにとどまらない奥の深い美術館です。



所在地

Via del Proconsolo 4

開館時間

月-金 8:15-13:50 土日8:15-16:50 (〜2017年12月21日)

毎日 8:15-16:50 (2017年12月22日〜2018年4月8日)

※休館日を除く

休館日

第1,3,5月曜日 第2,4日曜日

所要時間

1〜2時間

国立バルジェッロ美術館オフィシャルページ

-Museo Nazionale del Bargello-

メディチ家礼拝堂オルサンミケーレ美術館、マルテッリ邸、ダヴァンツァーティ邸、と一緒のページです。)


バルジェッロ美術館 ミケランジェロ ブルータス

ミケランジェロブルータス像。日本の美術室で石膏像としてよく見る親しみのある作品のオリジナルです。もともと反メディチ家の隠喩として、"暗殺されたアレッサンドロ・デ・メディチをカエサルと見立て、彼に反旗をひるがえす英雄ブルータス" という意味があったはずが、フランチェスコ・デ・メディチが買い取ります。その時に未完のままだったのこの作品に、"ミケランジェロは良心からこの作品を未完のまま放置した" という解釈を加えられました。

バルジェッロ美術館 マエストロ・デル・サン・ジョヴァンニーノ(att.)

有名なもの以外にも美しい作品が沢山あります。これもその一つ。マエストロ・デル・サン・ジョヴァンニーノ(att.)によるテラコッタ作品。

バルジェッロ美術館 チェッリーニ ペルセウス台座

ヴェッキオ宮殿前のランツィのロッジャにある、ベンヴェヌート・チェッリーニペルセウス像。その台座のオリジナル、バルジェッロ美術館にあるのがこの作品。同じくチェッリーニの手によるものです。

バルジェッロ美術館 オイルランプ (16世紀)

ブロンズの小品を沢山収めた部屋の片隅に、こんな面白いポーズのオイルランプ。同じ部屋には、ジャンボローニャとその工房の作品も多く展示されています。

バルジェッロ美術館 アンマンナーティ 雄鶏

バルトロメーオ・アンマンナーティの工房による雄鶏。ここには他にも動物が展示されています。元々はメディチ家の別荘、ヴィッラ・ディ・カステッロにある洞窟グロッタを飾っていたものでした。1932年になってから、ここバルジェッロ美術館に移されました。

バルジェッロ美術館 天国のアダム ディプティック

西ローマ帝国終焉前の作品。ディッティコディプティック)という文字を書くための板に施された象牙製レリーフ。アダムと天国の様子がとても細かく表現されています。ロマネスクやゴシックより前の自然な描写がまだこの時代では見られます。

バルジェッロ美術館 ミケランジェロ バッカス

若きミケランジェロがリアーリオ枢機卿に依頼され制作したバッカス。古代彫刻に倣っているものの、違いは鑑賞する視点が一方だけにあるのではなく、色々な角度から見れるという事。若くして見本の古代彫刻を超えてゆきます。

バルジェッロ美術館 ドナテッロ マルゾッコ

マルゾッコと呼ばれるライオンの彫刻。ドナテッロ作。ヴェッキオ宮殿の正面を飾る作品のオリジナルです。フィレンツェ共和国のシンボルの一つで、ライオンが前足をかけている盾に、現在でも使われているフィレンツェのシンボルマーク"百合"、ですが実のところはアヤメの紋章が見られます。

ヴェッキオ宮殿 ジョヴァン・フランチェスコ・ルスティチ

ジョヴァン・フランチェスコ・ルスティチのテラコッタの小品。この激しい感情表現には、ヴェッキオ宮殿の500人広間にレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたアンギアーリの戦いの影響が見られます。

ヴェッキオ宮殿 ドナテッロ ダヴィデ

ドナテッロの名作、ダヴィデ像。足元には打ち取ったばかりのゴリアテの頭部。ここではオリジナルの作品を至近距離で鑑賞できます。金箔が施されていたり、マットなつや消しの表面に仕上げる為の細かな傷まで見えてきます。

ヴェッキオ宮殿 ミケランジェロ 磔刑像

ミケランジェロの若い時代にサント・スピリト教会にある磔刑像と同じ時期に制作した作品と考えられ、類似点が見られます。小さな木彫作品です。

 

ヴェッキオ宮殿 女の頭部 アンドレア・デッラ・ロッビア

美しい首像、アンドレア・デッラ・ロッビアの作品。彼らが復活させた古代の技術、釉薬を使ったテラコッタです。制作された当時の鮮やかな色をそのままに伝えます。

バルジェッロ美術館 ベルニーニ

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ作、彼の愛人だった女性の胸像。自分の手元に置く為に制作した作品です。プライベートな生活の瞬間をとらえます。